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2021-11-28 07:00 追加

無敗同士、注目の首位攻防は群馬銀行に軍配。クラリッチ・カルラがスタメン出場。熊本・白岩蘭奈はバックアタックで奮闘 Ⅴ2女子

V2女子の結果

V2/V3 女子

2021-22 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN(V2女子)は11月27日、桐生ガススポーツセンター(群馬県)、松本市総合体育館(長野県)で計3試合を開催した。

桐生ガススポーツセンターではここまで無敗の群馬銀行とアランマーレが対戦。

各セット首位争いにふさわしい熱戦が繰り広げられたが、最後はホームの群馬銀行が押し切り、セットカウント3-1で勝利した。

群馬銀行は注目の外国籍選手クラリッチ・カルラを第1セットスタートから起用。連携不足などから第2セット途中でベンチに引いたが、今後、攻守にわたり軸となりうるポテンシャルの一端を見せた。

昨シーズンの怪我より復帰したセッター・古市彩音も途中出場し、冷静にコート内をコントロール。時にツーアタックを打つなど「らしさ」も見せ、チームの勝利に貢献した。

アランマーレは敗れたものの、士気の高さを発揮し、群馬銀行相手にここまでの好調を証明した。

今シーズンはチームの方向性を攻撃重視にシフトしているが、第2セットでは投野ひかるのサーブから6連続ブレイクを奪うなど、本来の持ち味であるサーブ力、「サーブから始まるトータルディフェンス」の上積みも感じさせた。

鈴木智大新監督の元、アグレッシブなバレーに取り組むJAぎふは3-0で熊本に勝利。アウトサイドヒッター柳沼優花の攻守両面での活躍が光った試合となった。

熊本は昨シーズンVリーグ再参戦を果たしたが、ここまでリーグ戦での勝利から遠ざかっている。

パスヒッターの川口美久、白岩蘭奈が積極的にバックアタックを放つなど、攻撃面でも厚みが増してきた。勝利まであと一歩に迫る地力の向上が見えている。

松本市総合体育館ではホームのルートインが千葉に3-1で勝利。

11月27日終了時点での勝敗は下記の通り。

・群馬銀行(5試合5勝0敗、15ポイント)
・アランマーレ(6試合5勝1敗、15ポイント)
・ルートイン(7試合5勝2敗、14ポイント)
・JAぎふ(7試合4勝3敗、12ポイント)
・GSS東京(5試合2勝3敗、8ポイント)
・大野石油(4試合2勝2敗、6ポイント)
・浜松(5試合2勝3敗、5ポイント)
・千葉(7試合2勝5敗、5ポイント)
・仙台(5試合1勝4敗、3ポイント)
・熊本(5試合0勝5敗、1ポイント)

撮影 堀江丈

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