エド・クライン監督
まず、試合の話の前に。今日のホームゲームについて、体育館が素晴らしく、運営がしっかりしていて、非常に素晴らしかったと感じました。ほかの会場にも行っていますが、これだけしっかりホームゲームを準備してくださるチームはなかったなと思います。ホームゲームを運営したサフィルヴァは素晴らしかったなと思います。
世界各所で、ロックダウンや無観客試合がおこなわれている中で、観客を入れての試合ができたことをしっかり喜んでいくべきかなと思っています。
相手は強く、勢いのあるチームなので、勝つつもりでしっかり準備してきました。先週我々のチームは負けていましたので、もう一度自信を取り戻したいという思いもありました。

サフィルヴァはブロックが高いチームではないので、サーブで攻めるのが必要であると考えて臨んでくるのがわかっていました。我々はレセプションをしっかり返して対応することが出来た。今シーズン一番のレシーブではなかったかと評価します。
サフィルヴァのミドルブロッカー（柏田、奥田）2選手とも効果率が高いので、彼ら2人に対してもしっかり準備してきました。明日もその2人を使ってくると思いますが、今日に関しては、しっかり止められていたと思います。
懸念としては、第1セットで我々は7点ブロックで点数を取れたんですが、試合が進むにつれて対応されてきた点があります。セットが進むにつれ、サフィルヴァのアタックの数字が良くなってきたので、その点を明日に向けてビデオでしっかり分析します。
我々のアタック効果率は平均値で、そこまで上手く機能していませんでしたので、明日に向けて対策をしっかり考えていきたいと思います。
サフィルヴァは毎週毎週どんどん強くなってきていると思います。今が我慢のしどころだと思います。我慢していけばどんどん強いチームになると思います。

－－監督から見て、古田主将の復帰というのは、どのような効果をもたらしていると思いますか。
エド監督：古田選手は1年目から所属していて、ずっとキャプテンを務めている選手ですので、彼がチームに戻ってきてくれたことで、安心感を与えてくれていると思います。
アタック、ブロック、サーブいずれも機能する選手なので、非常にチームに貢献してくれていると思います。また、非常に闘争心が強い選手ですので、彼がコートに入ることで、ほかの選手も闘争心が強くなる効果は出ています。
このチームには2枚機能するオポジットがいます。お互いにカバーしながらできる強みがあります。きょうは途中からの交代で効果が出たと思います。

－－佐々木選手には、この試合でどのようなパフォーマンスを期待し、結果をどう評価していますでしょうか。
エド監督：佐々木選手は、今日はとても良いプレイをしてくれたと思います。今日佐々木選手に期待したのは、最初に起用したメンバーが若い選手ばかりというのもあったので、佐々木選手には経験で引っ張り、得点源となることを期待していました。そのとおり、やってくれたと思っています。しっかりと、いい結果をチームに持ち運んできてくれました。
キルブロックを4本決めたのは、アウトサイドヒッターとしては大きな数字です。アタックは今シーズンで一番の70%以上を決め、レセプションはそんなにターゲットにはされていませんでしたが、62%返していたので良かったと思います。佐々木選手はサーブのローテーションでブレイクを多くしてチームに貢献してくれました。

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