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会見・コメント

2020-12-09 19:49 追加

姫路・荒谷栞「NECは熱のあるチーム。その印象は今も変わらない」、NEC・澤田由佳「トス回しとトスの質にこだわりたい」 V1女子会見

V1女子 NEC対姫路 会見コメント

SV女子

12月4日にとどろきアリーナ(神奈川県川崎市)で行われたV1女子NEC対姫路(ナイトゲーム)の記者会見コメントをお届けする。

NEC 3(25-18、28-26、25-21)0 姫路

■ヴィクトリーナ姫路

●荒谷栞選手

連敗が続いている中での試合だったので、まずは1点ずつ取るということから1勝につなげていきたいという形で臨みました。でも、相手の攻撃に対してこちらが流れをつかむことができず、特に2セット目はデュースの展開で、ああいう場面で1セットを取り切れないというのが今の私たちのひとつの課題です。それを克服できず、そのままの流れで3セット目もズルズルといってしまう展開となったのが今日の敗因ではないかと思います。

――今日は古巣との戦いでしたが、個人的にどのような対策を立てて臨みましたか?

荒谷:昨シーズンまで一緒にやってきたチームメイトでしたので、一人ひとりの特徴がわかるところもありますが、それをチームに伝えることはできていなかったし、相手というよりも今の私たちの課題は自分たちのバレーをするということや、自分たちがやるべきことをやっていこうということだったので、まずはそこができてから相手という考えでした。

――相手の情報をチームに共有するということは全くなかったのでしょうか?

荒谷:試合中のセット間やタイムの時などに交代で入ってきた選手の特徴、「こういうのが得意」といった情報を伝えたりすることは何度かありました。

――NECについて。外から見て自分が在籍していた時には気づかなかったことなどはありますか?

荒谷:やはりNECはすごく熱があるチームだと思います。みんなで「こういうふうにやっていこう」と話したりするのは自分がいた頃もそうしていましたが、対戦相手になってもその印象は変わりません。「実はこうだったな」というよりは、外から見ても同じような印象です。

●中谷宏大監督

今日から2レグがスタートしましたが、1レグでは手応えを感じていながら勝てない試合が続いて、選手たちが疑心暗鬼になっているというか、自信をなくしかけているというようなところもありました。なので、とにかく2レグのスタートの2試合と天皇杯皇后杯はまずしっかり自分たちのできることをやり切って、年明けにもう1回勝負しようと考えていました。今日の試合はもう少し良い試合ができると思っていたのですが、1セット目にスパイクが決まらなすぎたというところが今日の敗因かなというふうに思っています。

――いいバレーができているのになかなか噛み合わないというところで、試合の後半以降にここに託そうという部分はどういうところだと思いますか?

中谷:ひとつは新外国人のアリョーナ(マルティニューク)のコンディションがなかなか上がらずに起用できなかったところで、どうしてもうちに足りない高さの部分と得点力という部分で期待しているのですが、どうやってフィットしていくかどうか? もうひとつはうちの良さであるディフェンスの良い選手とスピードのある選手を(アリョーナを起用することにより)1枚削いでしまう形になるので、そのバランス、兼ね合いをどうしていくかというところがこれから必要になってくると思います。

――女子初のナイトゲームでしたが、姫路もホームでいろいろな取り組みをする中で、ナイトゲームを体験しての感想を教えてください。今後自チームでも採用を視野に入れていきたいと思いますか?

中谷: 今終わってみて「夜だったな」と気づいてるくらいなので(笑)、あまり僕自身は意識しませんでした。男子チームでも経験していますし。多分、客層的にも仕事帰りの方などが増えていると思いますし、アルコールの販売などもバレー界も他の競技団体に倣っていかなければならない部分になっていくかと思います。うちもチャンスがあればチャレンジしてみたいですし、今までのバレーのイメージにとらわれない取り組みもいろいろなチームがどんどん取り入れていくべきだと思います。そういう意味でNECさんは素晴らしいなと今日は感じました。

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