2021-11-29 16:23 追加
柳田将洋「完全にワンサイドでやられた。サーブとサーブレシーブをまずしっかりしたい」山村宏太監督「今日はティリさんの手のひらであそばされた」サントリー会見
サントリー会見
SV男子
バレーボールV.LEAGUE DIVISION1MENサントリーサンバーズ対パナソニックパンサーズの試合ご会見。サントリーのコメントをお届けする。試合はストレートで1セット目はわずか13得点、2セット目17得点、3セット目が21得点と徐々にリズムをあげたとはいえパナソニックの圧勝。2013年のドーピング検査の結果によりムセルスキーが出場できず、またVリーグの規約上、年末までの契約のアルパッドも出場できなかったサントリーはデ・アルマス・アラインがオポジットとして出場した。
●柳田将洋
今日のゲームは完全にワンサイドでやられてしまった展開で、僕たち自身も変えようといろいろ試行錯誤していたんですが、その効果があまり出ず、完全に力負けしてしまって悔しい結果に終わってしまった。明日、スタートからもう1回いい入り方をしていきたいと思います。まずは相手に少しでもプレッシャーをかけていかないと、向こうがやりたいバレーをしたり、自分たちがやりたいバレーも多分むこうがやらせないようにどんどん展開を作ってくると思います。僕のポジションから言えることは、サーブとサーブレシーブをまずしっかりとすること。僕個人的にもそうですし、もっと安定をさせて全体で攻撃できるようなシチュエーションを多く作るということと、トランジションのフェーズになったときに、いかに自分たちが攻撃的に相手にプレッシャーをかけられるかというところも含めて、課題がかなり多い試合だったので、そこを少しでも改善できるように、そういう意識を高く持って試合に臨みたいと思います。
――課題が多いとおっしゃられていましたが、絞って言うなら明日に向けてどこを改善していきたいですか。
柳田:僕のポジションから見た場合の話なので、やや偏りがあると思うんですけど、やはりどう見てもサーブレシーブが(相手との)違いが大きく生まれて、相手はエースを二桁くらいとっていたのに対して、僕たちは1点もとれていないですし、逆にサーブミスの直接失点がかなり多かったと思います。もちろん結果的に良くないミスをしてしまったことはあると思うんですけど、そういうところでしっかりと攻めて喝を入れていかないと勝てない相手なのは確かなので、そういう気持ちを作ったり、個人的な面も含めて、おそらく今日(宿舎に)戻ったら改めてミーティングをして、意識の統一など言われると思うので、僕自身も今日は今日でしっかりと反省して明日切り替えてやっていきたいと思います。
――アタックに関して、柳田選手は70%を超える高い決定率だった一方、他のサイドのアライン選手や藤中選手は攻撃面でもとても苦しんでいたと思います。そういうチームメイトの調子が上がらないときの声掛けや意識していることはあれば教えてください。
柳田:前提として、自分のよしあしは関係なくチームの状況がどうなのか、窮地に立たされているのかどうかが一番重要なことで、今日に関していえばすっとそういう感じでした。そういうときに自分たちがどういうバレーボールを展開したいか、もちろんサーブで攻めていって、ミスもかさむだろうけどリスクを取ってでも攻めるというところに自分たちが割り切って攻撃できるかどうかが、スタート地点だと思ってやっていました。1セット目は僕も含めてサーブがよくなかったというところもありますし、2セット目からもっとしっかりサーブで攻めるならはっきりと攻めていって、その後のことはそのあと考えるというような、いい意味での割り切りするというところは今日1試合を通して意識していたことです。でもパンサーズさんは、パスがある程度崩れてもうまく打ってきていたので、その次のステップに対応できずに、先ほど言ったようなサーブレシーブなどのいろんな局面を乗り越えることができなくて、今日のような大きなギャップが生まれてしまったと思っています。
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