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2021-01-17 23:00 追加

東レが無敗を守り、15連勝。トヨタ車体、内定選手の原幸歩を先発起用し、KUROBEに勝利 V1女子

V1女子の結果

V1リーグ 女子

 バレーボール2020-21 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(V1女子)は17日、ウィングアリーナ刈谷(愛知県刈谷市)、ヴィクトリーナ・ウインク体育館(兵庫県姫路市)、ジップアリーナ岡山(岡山県岡山市)の3会場で計5試合が行われた。

 リモートマッチとなった刈谷では既報の通り、デンソー対日立が中止(延期)となり、トヨタ車体対KUROBEの1試合のみが行われた。トヨタ車体は内定選手の原幸歩(関西大学在学中)を1セット目から起用し、活躍するが、1セット目はデュースの末、KUROBEが先取した。しかし、第2セット以降、KUROBEがレシーブで粘り強さを発揮するも、トヨタ車体は荒木絵里香のブロックやインドレ・ソロカイテの攻撃が機能。トヨタ車体が3セットを連取して3-1で勝利し、1レグでストレート負けした雪辱を果たした。

 姫路会場では前日に久光にフルセットで勝ったホームの姫路がJTと対戦。1セット目はJTがサーブで崩し、25-10と点差をつけて先取した。姫路は第2セットをアリョーナ・マルティニューク、佐々木千紘らの活躍で25-18で取り返すが、第3セットは芥川愛加のブロックなどで波に乗ったJTが25-19で奪取し、再びJTのペースとなる。後がなくなった姫路は第4セットで粘りを見せるが、25-23でJTが取り切り、セットカウント3-1で勝利した。

 姫路会場の第2試合は前日、JTにフルセットの末勝利したNECが久光と対戦。久光は前日に姫路にフルセットで敗れ、苦しい状況ながらも今村優香、井上愛里沙らが攻めの姿勢を見せ、どのセットも競り合いとなるが、NECも古賀紗理那、ネリマン・オズソイらの力強いスパイクで攻め、最後は山内美咲主将のサーブで流れを掴んで3セットを連取。ストレートで粘る久光を退けた。

 岡山会場では、ホームの岡山がPFUと対戦。前日の若手中心のメンバーからレギュラー勢の布陣に戻した岡山は、第1セット、吉岡美晴のサービスエースをきっかけに一気にリード。25-9で簡単にセットを先取すると、第2セットもセッター・宮下遥のトス回しが冴えて、25-15で連取。第3セットはPFUが奮起し、反撃するも、岡山は吉岡や金田修佳の攻撃で得点を重ね、25-19でこのセットもとり、ストレートでPFUを下した。

 岡山会場の第2試合は首位の東レが埼玉上尾と対戦。第1セット、第2セット、いずれも25-23と競り合いになり、第3セットはデュースとなるが、東レは石川真佑やヤナ・クランがサーブや攻撃で活躍。セッター・関菜々巳の多彩なトス回しから井上奈々朱、大野果歩のミドル勢も得点し、最後は大野のブロックで27-25で第3セットを取り切り、ストレートで勝利。開幕から負けなしの15連勝となった。

 次週は、埼玉、神奈川、富山で試合が行われる。埼玉と富山はリモートマッチ(無観客試合)となり、24日に富山で予定していたデンソー対東レの1試合は、デンソーがこの日まで試合出場を見合わせているため、中止(延期)となる。

【順位】(Pはポイント)
1 東レアローズ(15勝0敗43P)
2 JTマーヴェラス(12勝3敗36P)
3 NECレッドロケッツ(12勝3敗36P)
4 デンソーエアリービーズ(9勝4敗28P)
5 岡山シーガルズ(8勝7敗22P)
6 埼玉上尾メディックス(7勝8敗22P)
7 久光スプリングス(6勝9敗21P)
8 トヨタ車体クインシーズ(5勝9敗16P)
9 日立リヴァーレ(5勝9敗13P)
10 KUROBEアクアフェアリーズ(4勝11敗11P)
11 ヴィクトリーナ姫路(3勝12敗10P)
12 PFUブルーキャッツ(2勝13敗6P)


素材提供:(c)V.LEAGUE

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