2021-01-21 15:28 追加
JT広島原監督「2日目に負けるという気持ちの問題かもしれない」深津「勝たないと、いい試合をしても意味がない」V1男子会見
SV男子
(質疑応答)
――ディフェンスの強化について。
安永:怪我人とかもいて、うまくいかないことが多かったので、もう一回チームの皆で話しました。ミドルのブロックが機能すればチームが楽になるので、小野寺が中心になってそういう役割も明確になってきているので、うまくいってるんじゃないかなと。
――MB起用について。
安永:小野寺以外はスタメンをつかめていないと思うので、みんなにチャンスがあるような状態ですし、出る出ない関係なく途中から出ても今日の中島のように活躍しているので、やっぱり自分も最年長ですけど若い選手に負けないように頑張らなきゃいけないなと思います。
――届かなかった要因は。
深津:今日に関してはかなりブロックアウト取られた本数が多かったですし、その原因は、エドガーがスイッチした後のハイボールだったり純粋にレフトの選手が思い切り打ってくるときに対応できなかった。ただ、良い状態の時に1枚に振られるのはしょうがないし、その展開で相手がリズムにのってくるところを自分たちもサイドアウトをとれて相手のペースにしなかったので。崩した場面も結構あったと思うんです。でも5セット目もトムが決めて僕のサーブで崩してアンダーで上げさせてハイボールをレフトに決められた…前からそういうケースが多くて最後のほうも吸い込みで決められて…。
そういう場面は1セット目から多かった。ハイボールからの展開の時にあまりいい効果的なブロックができなかった。パダルも出してきてるだけだし、あれをもうちょっとワンタッチとってシャットしなくてもいいからコートに返すなりすれば…。こっちとしては良い状態を作れているのに相手に決められてしまうから、相手としては精神的にも楽になるし、こっちはせっかくのチャンスを獲れなかったからまた一生懸命頑張らないといけないという厳しい展開になったんじゃないかなと。
まあ、課題をひとつひとつつぶしていくだけなんで。これが出たことを何もなかったかのように練習して、課題を分析しないでやっていってはこのチームは成長しないと思う。個人としても自分がミスった映像をちゃんと見ないといけないですし、チームとしても負けた原因をもっともっと追究して…本当そういう作業は苦しいんですけど、やらないとこのチームは成長しないので、そこをやっていけば僕の中では昨年よりも強いチームになるんじゃないかなという感じはします。
山本:特に自分たちは昨日と変えてなくて、どこにマークするか、誰を狙うかとかは特段試合中でも変化することはなかったんですけど。相手もそれに付いてきた部分もあって、決めきれるところで決めきれなかったりとか…数字にならないミスはコートの中にいて感じた部分はありますね。例えばきれいなワンタッチボールの処理の仕方だったりとか、二段トスの持っていき方だったりとか。あとはスパイクがシャットだったのか決まったのか…そこの1点2点、そういうのが積み重なって。
取れたセットは自分たちのほうがクオリティの高いバレーができていたのかなと。取れなかったセット、特に5セット目はサーブレシーブだったりとかは少々差が開いたので…。東レさんとは似たようなスタイルのチームなので、そういった意味では毎試合毎試合こういう我慢比べみたいな試合になるのかなと。
昨日勝った後こういう試合になることは予想できたんで、そこは戦略を変えるっていうんじゃなくて自分たちの至らぬところだと思う。練習だったりコミュニケーションだったりで直していくしかないですね。内容は悪くなかったんで、自分達で詰めるだけ詰めるっていう調整さえしていけばと。
――昨日の試合から安定した活躍が目立つが、自分のプレーについて。
唐川:僕自身はそんなに構えずに…構えるところは構えて構えないところは構えない…それができているのではないかと。ちょっと速く来たボールでも対応しやすくなりました。無駄な動きをしなくなった、頑張りすぎなくなったのは自分の中では大事でそれがうまくはまっていると思います。
――東レ側のサーブで昨日と変わったところは。
唐川:相手の問題というよりこっちの問題で、劣勢になった時に受け身になる部分がある。そこがほんとずっと課題だと思うんで、メンタルなのかミスなのか突き詰めていきたいと思います。
――パダル選手にかなりブロックアウトをとられたが、それについて。
中島:昨日のミーティングでパダルの打数が増えていて、フロントだったらクロスでバックだったらストレートって決めて対応していくとなっていたんですけど、今日に関してはそこをさらに抉られるようなかたちで…。ミーティングの内容に対して思い切り実行できなかった部分を感じました。
僕が入ったのはブロック強化とそこ以外の部分を期待しているといわれたんですが、ブロックに関して言えばもうちょっと割り切ってやってもよかったかなと。後手後手感は否めなかったです。
同じカテゴリの最近の記事
- ユズがサーブ効果率35.7%で勝利に貢献! 葛藤しながら前に進むSAGA久光スプリングス・中川美柚 [Others,SV女子] / 2024.12.20
- 新たな武器で皇后杯決勝に挑むヴィクトリーナ姫路・佐々木千紘 V2降格からSVリーグの舞台へ「あの時があったから今がある」 [Others,SV女子] / 2024.12.20
- コートに弾けるとびきりの笑顔! SAGA久光スプリングス・北窓絢音 皇后杯バレー [Others,SV女子] / 2024.12.19
- 三姉妹SVリーガー 大阪マーヴェラス・目黒優佳「三女との対戦はなんか変な感じでした(笑)」、志摩美古都「髙相みな実選手は私の目標。対戦はやっぱりなんか変な感じでした(笑)」SV女子 [SV女子] / 2024.12.12
- ブレス浜松・荒谷栞「まずはバレーを楽しみたい。チームの好調に乗って自分の調子も上げて行く」、濱田義弘監督「現状維持は停滞と一緒、進化を続けたい」 V女子 [V女子] / 2024.12.02
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.