2021-01-24 12:57 追加
柳田将洋「東レさんがかなりプレッシャーを掛けてきたが耐えながら要所で得点できたのが勝因」山村監督「ブロックタッチとデイフェンスからの切り返しがうまくいった」V1男子会見
SV男子
--自身の守備面について
柳田「フローターは藤中と鶴田さんがとってくれるので任せていて、3人でとる時は自分がターゲットになり二人より難しい状況になってしまうかもしれないのでそこはしっかりやっていきたい。打つ前にパスをしっかり返してからなのは当たり前というか大事なことなので。明日また自分を狙ってくると思うので、しっかり対応していきたいです」
--ブロックのタイミングを合わせるまでの過程
塩田「外で見てる山村さんがタイミング早いからゆっくり跳んでと指示してくれたので、それに従ってちょっとずつ合わせていった感じです」
--ブロックとディグの修正
鶴田「最初から最後まで言われた通りにそれをやろうとして、違ったから変えたというよりは、決まりごとができてなかった。
最初からやろうとしていたフォーメーションは4セット目で出せた。頭と体がずれがなくなってはまっていった感じですね」
柳田「2セット目以降僕自身は慣れというのもあってブロックのタイミングやサーブに対して慣れてきたというところが、レシーブにもつながった。レシーブだけじゃなくブロックとセットで対応できたと思います」
--サーブ面で気を付けていることは。
塩田「僕の前がムセルスキーや柳田選手で、点を取るサーブが打てる選手なんですけどそこでミスが続いてしまって、僕まで攻めてミスが続いてしまうというのはうちとしては避けたい。打てるときは打ちにいってミスが続いてるときはコントロールして嫌なところに…相手のスパイクの動線を消したりだとか考えながら打ってます」
--加藤選手の起用について。
塩田「チームの事情ではあるんですが、なかなか今まで出ていた小野選手のコンディションが上がってきてないというのもありますし、今まで僕と小野がずっと出ていて加藤小川佐藤がなかなか試合に出れてないっていう状況で。僕も30も過ぎてますし、経験値を積ませてあげたいっていうスタッフの思いもあるのでいろんな選手を…誰が出ても勝てるチームを目指してやってるのでそういう意味でもいい経験になっていると思います」
鶴田「ディグだけで考えれば固定した方がいいと思うんですけど。こういう状況で加藤や小川が入ってあれだけの活躍を見せてくれていて僕らも予想外だった。加藤に関しては二回目の先発なんですけど、決まりごとをしっかりできる選手で、この時はこうしてっていうとちゃんとその通りにやってくれる。後ろからしたらすごく守りやすい選手だなと。二人の活躍は今後が楽しみでプラスになっていると思いました」
--季選手について。
山村「季選手と柳田選手のレセプションを比べた時に柳田選手の方がよいと僕の中で評価していまして、東レさんはサーブが強いというのは映像を観た時から感じていたので今日に関しては柳田をコートに入れました。
マサのひとつの今後の課題としてはブロック。ブロックは季選手が上かなと思ったんですが、今日ポジショニングやブロックの完成のしかたを見ているとだいぶ柳田のブロック力もシステム的なところがかなりよくなっているので、彼のワンタッチからの切り返しでボールが返せるところもかなり多かったです。
今日の起用に関しては東レさんに対してべストメンバーだったなと思います。
サンバーズの今の強みは層の厚さなので、対戦相手にたいしてどういうメンバーでいこうかと悩める嬉しさもあるんですけど。ひとつ間違えたら流れを渡してしまうのがバレーボールという競技なので非常に難しいんですが、出場機会がなかった選手達に機会を、という思いは強いですね」
--今月唯一の有観客試合への思い。
山村「お客様に直接みていただけるのはアスリートとそれに携わるものとして嬉しいことです。準備も非常に大変だったと思うんです。試合ができる喜び、お客様に見ていただける喜び。選手もそういったことを表現してコートを走り回ったりムードを盛り上げようとしていました。リモートではなかなか映らない、感じられない部分かと思うので、スポーツ観戦の素晴らしさが少しでも伝わっていればいいと思います」
写真:黒羽白
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