2021-01-28 07:00 追加
埼玉上尾・サンティアゴ「(山崎)のの花がミドルを正しいタイミングで使ってくれた」、青柳京古「最後の一番良いところで自分が決める」 V1女子会見
V1女子 記者会見コメント(埼玉上尾)
SV女子
2021年1月24日にサイデン化学アリーナ(埼玉県・さいたま市)で行われたバレーボールV1女子リモートマッチ、埼玉上尾メディックスの記者会見コメントをお届けする。
埼玉上尾 3(25-17、25-18、25-23)0 姫路
●青柳京古選手

今日は自分のサーブからスタート。強いサーブでチームに良い勢いをつけられるように意識して入りました。昨日もそうですが、今日もチーム戦略通りのスタートが切れたかなと思います。昨日は相手のブロックシステムの関係もあってサイド主体のゲームだったんですが、今日はミドルを使うべき状況でした。そこにセッターも何本も上げてくれて。戦略通りに行ったと思います。
●サンティアゴ・アライジャ ダフニ(以下、ジャジャ)選手

戦略がすごく機能したと思っています。サーブターゲットに向かってしっかり全員が正しく打てたと思います。昨日のミーティングではブロックで相手外国籍選手、抑えるべき日本人選手を抑えていこうと話していました。それによって流れが少しゆっくりになって、自分たちのリズムに持って行けたと思っています。
両サイドから攻撃を仕掛けていく。その中でセッターの(山崎)のの花がミドルブロッカーを正しいタイミングで使うことができたので、相手のブロックを揺さぶることができたかなと思っています。
監督はずっと「フィニッシュをしっかりしよう」ということを話してきました。今日は決め切るということを全員がしっかり目的を持ってできたと思っています。
――興味深い言葉がありました。「ミドルブロッカーを正しく使える」というのは山崎選手の持っている特徴でしょうか? それとも彼女の今シーズンの成長でしょうか?
ジャジャ:メンバーが変わって、チーム自体が(新体制で)立ち上がったばかり。今は自分たちがもう一回チームを作り上げていく段階だと思っています。
のの花は今成長しているところ。精神面でもそうだし、技術面でもそうだし。彼女自身が一生懸命成長しようとしてくれている、それを非常に嬉しく思っています。今はまだ、のの花は完璧なプレーヤーではないかもしれないですけど、彼女が努力する姿を観客のみなさんを通して私たちも見ている。そう感じることが多いです。

――来日して3シーズン目。開幕前の個人的な目標や達成度は?
ジャジャ:コロナの影響でコンディションを保つことがすごく大変ですが、でも、それはどこのチームも一緒だと思います。チームとしてはたくさん変化があるシーズンになっていますね。自分の確たる目標としては…優勝だったり、準優勝だったりとかそういう(結果)はもちろんあると思うのですけど、良いポジション、場所、ランキングにつけるために「自分のベストを尽くす」ということにフォーカスしています。
セッターとコンビを合わせるのが難しい時間が続いてはいるんですけど、お互い助け合いながら結果が出せるように頑張っています。サーブもスパイクもブロックも含めてこのチームの力になれるように、チームの助けになれるようにという思いでプレーをしています。

――青柳選手に。新監督になってミドルブロッカーに対する考え方、戦術も変わる部分があるのではないかと思うのですが、今シーズン感じていることはありますか?
青柳:監督の考えている事と、私がこれまで「やりたかった事」が一致しています。例えばゲームの終盤に外国籍選手に頼るとか、安全な選択としてアウトサイドヒッターに上げてミスを減らす、シャットをされない、そういうネガティブな要素がないですね。最後の一番良いところで自分が決めるチャンスがあるチームだなって感じているので、監督が求めているミドルブロッカーになりたいと思っています。

――ここまでの自己評価は?
青柳:コンディションも上がってきていて、アタックは自分の中で一番上の段階にあると思っています。
――昨シーズン、中堅選手としての心構えをお聞きした時に「いや、ここからが自分のスタートです」とおっしゃっていたのが印象的でした。
青柳:まだその気持ちは変わっていなくて、ゴールは遠いところにあるのかなと思っています(笑)
――メディックスが優勝するために必要なことは?
青柳:ミドルを使うために必要なパサーも揃っていますし、全員がグッドサーバーですし、全員がすごいスパイクを打てる選手です。
でも、少し点数が先に出ているときにふと力が抜ける瞬間があって、そういう時に連続失点をしてしまい、敗因になっていると思います。そこはみんなが感じている課題なので、大事な試合になったときにそれを克服できれば優勝を目指せると思います。

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