－－先週(フルセットで堺に惜敗)からハードな試合。意識したことは。

小川:先週から井口と山田がスターティングメンバーで良い形を作ってくれた。連戦っていうのも初めてでしょうし。その中で堺さんに対して通用した部分も沢山出た中で、それをいかにキープできるか。体力やコンディション的にも詰め込み過ぎてもいけないと思います。特に山田選手に関してはレセプション、ブライアン選手に関しては高さ、サイドアウトの攻撃。そういう一人一人の役割をしっかり徹底して、コンディションも含めて準備してきました。
山田は特にサーブもあるので攻撃的な選手に見えますが、チームでレセプションに対して大きな役割を担う選手。前半18試合はどちらかというとリリーフレシーバー。後ろ3つを回していくプレーヤーという形で使ってきて、精度も高かったですし、チームの安定感を増すために入れました。もっと上げていければと。

－－久保田選手と松尾選手について。

小川:松尾に関してはすごく実力も安定感もありますけど、コンディションの調整で年末にかけてあまり良くなかった。久保田はチームに関してのアクションが良い。雰囲気が大事なスポーツだと思いますので、そこの雰囲気作りとレセプションの安定を彼には託しています。　

－－途中出場の際に流れを引き寄せたが。

米田:シーズン始まった時から、今までみたいにスタートで出るんじゃなくてピンチサーバーで劣勢の状態を変えてもう一回戦えるチームにして欲しいと小川監督から話がありました。僕の仕事は劣勢の時に流れを変える選手になるということで、ピンチサーバーをずっとやってきたんで、結果として客観的に見てそう言われるということは嬉しいです。今年の目標が達成できかけているのかなと思うんですけど、勝ちに繋がっていないのでまだまだ足りないなと。もっともっと入った時に盛り上げて、今日は同点くらいまではいったんですが追い越すってことができないので、もっとそこで攻めていけるように頑張りたいと思います。

－－前回の対戦(フルセットでジェイテクトの勝利)と変わったところは。

勝:ジェイテクトさんは、フェリペ選手が今日すごい調子が良かった。うちらは流れを止められずに0-3でいってしまいました。三好はメンバー変わって悪くはないんですが、今週やってきた戦術がハマらなったです。明日は対策して粘りたいです。

－－先週から連続先発。

山田:レセプションはチームの役割的に重要視されてる部分なので、そこはしっかりできたかなと思います。今ブライアンに攻撃を頼っちゃってる部分があるので、そこを楽にさせられたら。自分にちょっとでもマークがついてくれたら、ブライアンも楽に決められると思いますので、攻撃の面でもっと工夫していきたいです。

井口:先週はサイドアウトしっかり取れてて、チャンスにはしっかりブレイクとれていたんですが、今週は相手にずっとブレイク取られてこっちが切れないという真逆の展開でした。あっちにやりたいようにやられてしまった。自分としてもサーブをもっともっと強化しないといけないと思います。
交替して入る選手が多いのは
誰が出ても三好というバレーができるという強みでもありますし、それがマッチしない時にずるずるいってしまうケースが多いので、その強みをどう出せるのか。今日しっかり準備していきたいです。

－－勝利に対する思いを。

米田:本当に厳しい戦いが続いていて、なかなかいい報告をファンの皆さんに伝えることができていないんですけど、選手スタッフ含めチーム一丸となって勝利に向かって一生懸命やってますので、もう少し辛抱して良い報告を待って頂けたらなと。僕らが一勝するための後押し…応援をお願いします。あと半分リーグ残ってますので、一緒に戦って頂けたらと思います。

小川:まず一勝もあげていないので、チーム皆の一勝にかける思いはすごく強い。そこはトップリーグで、簡単に一勝欲しいからすぐ入ってくるってわけではない。チームの勝利に向けての一週間の調整、メンタル面や戦略もそうですし、皆が勝ちに対する準備を理解してやっていこうというのが、年末ミーティングで確認しあったことです。それに対してリリーフで出た選手も含めてあれだけ活躍できるっていうのは皆が勝利を目指している証拠だと思います。

まだ結果が伴ってないですけども。明日は攻撃的に、かつ出たミスをしっかり修正しながら戦っていきたいです。何よりもホームゲームで勝利を見せるというのは僕達としても最大の見せ場だと思うので、そういう気持ちを持って一矢報いたい。相手がどこであってもホームで皆さんに勝利をお届けしたいです。

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