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2021-01-31 20:29 追加

久光、JT、東レがそれぞれのホームで勝利。岡山が4位に浮上。PFUが3勝目 V1女子

V1女子の結果

V1リーグ 女子

 バレーボール2020-21 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(V1女子)は31日、おおきにアリーナ舞洲(舞洲アリーナ/大阪府大阪市)、ウカルちゃんアリーナ(滋賀県立体育館/滋賀県大津市)、グリーンアリーナ神戸(神戸総合運動公園体育館/兵庫県神戸市)の3会場で計5試合が行われた。

 大阪ではJTのホームゲームが行われ、KUROBEと対戦。前日の試合が対戦相手の埼玉上尾に発熱者が出たため中止(延期)となり(その後、PCR検査で陰性が判明)、今週、大阪ではこの1試合のみが行われた。
 第1セットは19-19までは一進一退の攻防となったが、浮島杏加子の活躍などでKUROBEが抜けだし、25-22で先取した。しかし、第2セット以降はJTのペースで試合が進み、第4セットはKUROBEが流れを引き寄せる場面もあったが、JTが逃げ切り、3セットを連取して3-1で勝利した。

 リモートマッチ(無観客)で開催された滋賀では、欠場から復帰し、前日に年明け初勝利したデンソーが、緊急事態宣言発令区域での試合を辞退しているため、先週欠場していたPFUと対戦。第2セットまで競り合いとなったが、PFUは粘り強いディフェンスからアコスタ・ロスランディらがアタックを決めて着実に得点し、25-22、25-23で2セットを連取した。後がないデンソーは第3セット、選手交代で流れをつかむ場面を見せるも、PFUの勢いを止めることはできず、25-17でこのセットもPFUが奪取し、ストレートで勝利。念願の3勝目を勝ち取った。

 滋賀の第2試合は前日上位対決も勝利し、連勝を続ける東レのホームゲームとなり、姫路と対戦。第1セット序盤は姫路がリードするが、東レは好守備からの攻撃で中盤に逆転。そのままリードを守り、25-20で先取した。第2セット、第3セットは東レのリードで試合が進み、粘る姫路が追い上げる展開となる。しかし、第2セットは東レが勝負所の攻撃力で上回り、25-23で連取。第3セットはデュースにもつれこむが、最後は東レが競り勝ち、26-24で辛くもセットをとり、結果的に3-0で勝利した。東レは無敗のまま、開幕からの連勝記録を18に伸ばした。

 兵庫ではホームの久光がトヨタ車体と対戦。久光は試合を通してサーブとブロックが機能し、第1セット、第2セットはトヨタ車体も荒木絵里香、渡邊彩の両ミドルの攻撃などで応戦するが、両セットとも久光が25-22で連取した。第3セットに入ると久光の一方的な展開となり、フォルケ・アキンラデウォ、井上愛里沙の連続ブロックなどで25-11で奪取し、ストレートで勝利した。

 兵庫の第2試合は今月10日に中止となった岡山対日立の代替試合が行われた。第1セットは岡山が吉岡美晴のスパイクや、渡邊真恵のサービスエースなどで25-16で先取。第2セットは終盤までもつれるも、岡山の若手・古川あおいアンや内定選手の中本柚朱も活躍し、25-22で連取した。第3セットは日立がハンナ・タップのブロックポイントや長内美和子の攻撃などで25-18で奪い返す。第4セットは一進一退の攻防となるが、岡山が宮下遥の多彩なトスワークから金田修佳らの巧みな攻撃で25-21で奪取し、3-1で勝利。岡山は4位に浮上した。

 次週は茨城、愛知、兵庫で試合が行われる。茨城、愛知はリモートマッチとなり、兵庫で予定していた6日の久光対PFU戦、7日の姫路対PFU戦は、PFUの辞退により中止(延期)となる。それに伴い、7日は兵庫の第2試合に予定していた岡山対久光戦の試合開始時刻が早まり、16時開始から12時開始に変更となる。

 【順位】(Pはポイント)
1 東レアローズ(18勝0敗51P)
2 NECレッドロケッツ(13勝4敗40P)
3 JTマーヴェラス(13勝3敗39P)
4 岡山シーガルズ(11勝7敗31P)
5 デンソーエアリービーズ(10勝5敗31P)
6 久光スプリングス(9勝10敗30P)
7 埼玉上尾メディックス(9勝8敗28P)
8 トヨタ車体クインシーズ(6勝12敗19P)
9 日立リヴァーレ(5勝12敗13P)
10 KUROBEアクアフェアリーズ(4勝14敗11P)
11 ヴィクトリーナ姫路(3勝16敗10P)
12 PFUブルーキャッツ(3勝13敗9P)

写真:黒羽白

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