2021-02-02 17:07 追加
サントリー小野遥輝「長くコートに立てず沈んでいたときに、大宅がケツをたたいてくれた」山村監督「今日の勝因は、控えメンバーが仕事をしてくれたから」V1男子会見
SV男子
●山村監督
昨日に引き続き本当にハードな試合。お互い総力戦で、ほとんどベンチに居るメンバーがコートに立つ状況で、お互いにいいところ悪いところが各セット出た中で、最後まで競った。
今日の試合勝ちきったのはうちにとってすごく大きい。
特にですけど、パナソニックさんはすごく強いチーム。
リーグ全体がそれを認めているチーム。そのチームに対して4戦全勝できたということは、紛れもなく選手たちがつかみとった成果。
このことは必ず今後に生きてくる。必ずまた対戦しなければならないチームなので、パナソニックさんはうちに対してやりにくさを持ったまま、もちろんそんなの関係なく気迫、技術、戦術的にも立ち向かってくるでしょうけど、少しでも心に楔を打つことができたのであれば、勝ち切れた選手たちを労いたいというのが感想です。
――かなり波があったり連続失点あったり、お互いに波が激しい中で、勝ち切れた要因。勝敗を分けたのは。
山村:難しい。勝敗を分けたポイント…それをあげるんだったら、2セット目に出た、途中以降出てくれたメンバーたちがあのセットを諦めることなく、自分たちの雰囲気に持ち戻してくれたのがポイントだったかもしれません。
パナソニックさんも控えメンバーもチームを勢いづける活動をしてくれるんですが、控えメンバーの仕事が、今日に限って言えば、サンバーズのほうがよかった。
もともと出ていたメンバーに火を付けるきっかけになりました。
もちろん今日の想定ではジーをコートに立たせるつもりはなかったですし、西田と栗山もプレーを見て途中で戻すのやめましたし。それくらい彼らの発揮してくれたプレーを見て、もともと入ってたメンバーが、もう一度やってやるという覚悟を持ち直してくれた。
控えで入ってくれた選手たちが役割をこなしてくれたのが今日の勝因。
――3セット目から加藤選手に代えて小野選手を久しぶりに起用されましたが狙いは。
山村:昨日加藤の成長という話をして、今日も全然悪くなかった。代えた理由としては、パナソニックさんがウイークポイント攻めるのがすごくうまい。レセプションで触らされたりとか、うちとしては避けたいプレーをやってきて、代えたからうまくいくというわけではないんですが、あそこでかえたことでディマを真ん中で使うオプションが使えますし、小野と大宅のコンビがあると思わせることができた。大宅はずっとこれまでチクチクチクチクと僕に耳にタコができるほどそれを言ってきたんですが、その思惑通りに、1本目BレフトでパナソニックさんはBに2枚飛んでくれた。フリーでレフトを打たせることができたので、相手を引っ張る力がある選手なので、そういう期待を込めてコートに入れました。
写真:火野千鶴
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