2021-02-02 17:07 追加
サントリー小野遥輝「長くコートに立てず沈んでいたときに、大宅がケツをたたいてくれた」山村監督「今日の勝因は、控えメンバーが仕事をしてくれたから」V1男子会見
V1リーグ 男子
――小野選手に。コートに長く立つのは久しぶり、年明けほぼ初めてだと思います。しばらく外から見ていることが多かったが、そのときどういう思いで見ていて、今日劣勢で途中で入ったときに意識したこと。
小野:年明けは試合出てなくて、昨年までは試合にずっと出てたので、出れないのはとても悔しい思いをした。外から見てて、ずっと勝ってきてるんで、そこにたちたい、試合に出たいなという思いが結構溢れました。自分が今まで出てたからということじゃないんですけど、自分がもっと成長してもう一回レギュラーの座を奪わないといけないと年明けすごく感じた。まだまだ足りてない部分はいっぱいある。今日も途中からで、スタートは加藤が出てるんで、まずもう一回スタートに立つところに。今でてる塩田さん加藤さんを追い落として、レギュラーを奪いたい。
単純に試合に出るのが久々。12月の試合もなくなって、長い間試合に出れなかったので、最初楽しんで。チームとして勝つのが一番なので、足を引っ張らないように。自分のやるべきことをしっかりやって、既往ことはないです。やるべきことをやってチームが勝つために自分が何ができるかをやろうと思って入りました。
――もう一度スタメンを取り戻すために、試合に出れなかった間、どこをアピールしたかったか。
小野:やっぱり練習で、先週と先々週監督が言ったように、「コンディションの問題だった」と言われていたが、そこよりも自分がもっとチームのためにプレーする。できなければ当然出してもらえない。いま出ている二人と何が違うのか考える。練習中、正直試合に出れなくて、メンタル的なコントロールが難しかったんですが、大宅がケツを叩いてくれて。そこでもっともっと頑張らなきゃならないなって。
まだまだ続くんで、もっともっと練習から頑張っていきたい。
――大宅選手は(小野選手に)なんていわれたんですか。
小野:単純にずっと(コンビを)合わせてたなかで、まだ試合に出れてないという部分で、単にコンディションが悪かっただけじゃなくて。加藤さんに勝たないといけない。
そこの部分で自分をアピールしていくということを色々してきしてもらいながら、まだまだやれることはあるよって。
――なんで二人は出れてるんだろうと考えたときに自分はどこが足りないと考えたんですか。
小野:ブレイクの部分でブロックがうまく動けてない。あとは雰囲気作り。明るさは加藤さんは見習うところはいっぱいある。今後出たときに気持ちの部分、根本的なメンタリティのところで、盛り上げる力というのは自分が入って暗くなってはいけない。
今まで試合が出ててだめな時は沈んでしまっていたので、そこは変えていかないといけない。
――柳田さんに。3セット目交代になる前くらいに、珍しく冷静じゃない行動があったが。
さっきはあまり変えてないと言われたが、前半の2セット目後半あたり振り返って。
柳田:とりきれるところでとれなかったりとか、それが続いたので、個人的にも。特に瞬間的なことなので、それに関してはあまり特別なにもない。あまりうまくいってなかったのが事実なので、それに対するもの。ともあれ、ああいう冷静さを欠くのはあまり良くないので、個人的には反省してます。今日に関しては、昨日もそうですけど、海外で試合やってたんですけど、そういうところでもあまりないようなことがまき怒っていたので面白いなと思う半分。
やっぱり相手が強いチームだと、いろいろな経験をする。口だったり態度だったり。実際自分たちがそれで崩れてたので、そういう手もあるんだなと。勉強になりました。
――大宅くんに。マッチポイントは小野くんに決めさせたかった?
大宅:やっぱりずっと一緒にいて、試合に出れないときも一緒に話して悔しさも知ってたので、最後はどうせディマに絞るだろうなと思ってやったんですけど。
結果的に決まらなかったですけど、上手くヒットまでは持っていけたし、あそこのコンビネーションはまだ崩れてなかった確認はできたので、こちらとしては最後の2点に関しては結果的に勝って終わることができてよかった。
――相手にかなり研究されて思うようにいかなかったと言っていたが、途中から小野選手が入ってきて助かった部分はあるか。
大宅:パナソニックさんだけでなくてどのチームも、小野に対してマークが厚くなる。目に見えてわかります。だから入るとサイドやパイプが小野が入ってきたら使いやすくなる。
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