2021-02-06 12:08 追加
日立・野中瑠衣「岡山の攻撃展開が速く、思うような攻撃をできなかった」 V1女子会見
SV女子
●多治見麻子監督

シーガルズさんの攻撃の速さ、最後は向こうのペースに対応できませんでした。第1セットは自分たちのバレーができなくて、メンバーチェンジで入った選手が頑張ってくれましたが…結局勝ち切れないのが今の課題です。試合で勝つことで自信が生まれると思うのですが、なかなか勝てないのが現状です。
――選手交代を行った狙いは?
多治見:シーガルズさんはテンポが速いので、最初それに対して足が動かず、ゆっくりした感じになってしまいました。セッターを雑賀(恵斗)に交代してからテンポが速く、幅が出てきました。最近(ミドルブロッカーの)入澤(まい)が頑張っていますが、芳賀(舞波)が入ることによってブロックでワンタッチを取る形もできます。サイドに関しては3人調子がいいので、雑賀、芳賀を入れることによってシーガルズさんのテンポについていけるようにしました。
――バックアタックがあまり出ていなかった件について。
多治見:年末から年始にかけて、どうしてもレフトレフトになってしまうので、ミドルとライトのバックアタックを絡めたバレーを展開しようと練習していました。最近の試合でも1レグに比べるとミドルをうまく使えているのですが、そこにバックアタックを絡めたい。でも、そこは今日だけではなく機能はできていません。
また、バックアタックに(セットを)上げたところで、決定率を含めてまだまだ(アタック決定率の)順位も下です。(※注:24.5%で10位)バックアタックをうまく使いこなせるようになればブロックも分散されるようになると思うのですが、そのためには1本目の質が大事です。今日はシーガルズさんのテンポの速さで、1本目のパスを高くできず、攻撃をできなかった感じです。

写真:黒羽白
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