2021-02-11 19:16 追加
埼玉上尾・マルコス監督「山崎のの花は、例を挙げるならリカルドのような戦術理解力がある」 V1女子会見
SV女子
■2月6日(デンソー戦)
●堀江美志選手
チームがバタバタしている場面やもったいないミスもありましたが、その中でも崩れずにしっかり勝ち切れたのはすごく良かったと思います。
●山崎のの花選手
今日はなかなか自分たちの思うようにいかない試合でした。リズムも全然こちらの流れにならなくて、みんな苦しかったと思います。その苦しい場面でボールをつないで得点できた、最終的に勝ちを取れたので良かったと思います。
――堀江選手に。第2セット、サーブブレイクが続きました。途中出場でしたが、コートに入る前にはどういう狙いを持っていましたか?
堀江:急に呼ばれたので、「コートに入る前はどういう心境だったか」とかそういうのはありません(笑)
普段練習ではアウトサイドをやっているので、オポジットでフロントに入った時には(連携面で)不安もありました。ただ、サーブは、自分で完結できる唯一のプレーですから。流れが悪かったので、まずはミスをしないことを心がけました。1本目をブレイクできたときに初めて「ちょっと狙っていこうかな」くらいの感じです。あまり自分に圧をかけずに、軽めの気持ちでミスをしない範囲で相手を崩そうと入って、結果的に連続ブレイクできたので良かったかなと思います。
――実際ブレイクができたのは、どういうところがはまったと思いますか?
堀江:デンソーさんは大崩れはしていなかったのですが、私たちのブロッカーがちゃんと相手スパイカーに寄ることができて、ブロックショットをしてくれていました。サーブがはまったというよりは、ブロッカーがスパイカーのところにきっちり寄れていたのが良かったと思います。
――オポジットで出場したことについては?
堀江:これまでは久光さんに移籍した井上(美咲)選手とコンビがすごく合っていました。今年、のの花と合わせるとなった時に…やっぱりいきなりは合わないですから、自分のリズムが今まだあまりうまく作れていないところはありますね。
――吉田敏明(前)監督の時には試合の流れを変える「ゲームチェンジャー」としての役割を期待されていたと思います。マルコス監督にはどういう役割を求められていますか?
堀江:役割自体は変わっていません。吉田監督は静かなタイプ。マルコス監督は正反対に情熱的で、まだ少し戸惑いもありますが(笑)
――山崎選手に。正セッターとしてのプレッシャーもあると思います。現在の心境や、ここまでの自己評価は?
山崎:開幕したばかりの時はセッターとしてのスタートラインにも立てていない状況だったと思います。今はやっとスタートラインに立てるくらいには自分の技術が試合を通して身についてきたのかなと思っています。
――強敵のデンソーに勝利したわけですが、それでもうまくいってないと感じたのはどういうところですか?
山崎:サーブで攻められて、少し崩れる場面が多かったと思います。でも崩れた場面からでも良いトスをもっていかないとセッターじゃないと思うので、そこでもう少し精度の高い、質のいいトスを上げられたらなと思いました。
――埼玉で行われた姫路戦の記者会見でサンティアゴ(アライジャダフニ)選手が「のの花はミドルブロッカーを正しいタイミングで使った。試合の中で成長している」と言っていました。
山崎:最初のころは相手のブロックを全然見ることができていなかったりとか、1試合通しての組み立てをうまくできなかったりとか。今は自分に少し余裕が持てたときに相手のブロックが見えるので、空いているところに回せるようになりました。(サンティアゴの評価も)そこかなと思います。
――今日のトスワークに関しては?
山崎:Aパスが入ってきたときに少しはサイドに振れたのかな、と。1枚とか1枚半になった時に(内瀬戸)真実さんたちが決めてくれたので、すごく助かりました。
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