2021-02-11 16:27 追加
山村監督「入りが悪かったのは、先週パナソニックさんと死闘を繰り広げたせいもある」大宅「藤中さんへのレフトが増えている、前より託せている」サントリー会見
SV男子
――ディグも機能していると思うが、ブロックと後ろの連携のしやすさなどは。
鶴田:サイン通りに守るっていうのは勿論なんですけど、前に比べて追いかけるブロックがみんな少なくなってきた。例えば、ライトをストレート側に締めるサインを出していても、クイックとかヘルプについていて、遅れそうなときによくやるのが、追いかけてストレート締めに行って、形が崩れててブロックアウトを取られるとかあったんですけど、最初からチームの決まり事としてサイン出てるのを出してても、間に合わなければしっかりまっすぐ
どくっていうのがみんな出来ているんで、最初に間に合わなければ追いかけない、後ろも分かっているんで、そこに入っていけるっていう。サイン通りに飛べる回数が増えてきているという感じです。
――藤中選手の攻撃、パイプ打数も多くなってきていると思うが。
大宅:パイプよりは、Bパスとかもうちょっとズレたパスの時に、 レフトサイドで謙也さんを使う本数は増えたかなと思います。結果が出ている、託せる…前から託せないって訳じゃないですけど…(笑)前以上に信頼して、ハイボールでもそうですけど、打ち切って、どこ相手にも、特に年明けから上がってきている印象だったので、そこが一番強いと思います。
去年までは速さを追求していたんですけど、今年は高さの方を重視してトスも要求してくれて、高い打点から打つようになって決定力が上がってきているのかなと思います。
――小野選手は久々の先発で、先週はブロックが自分の課題と仰っていたが、先発で意識したことは。
小野:ブロックに関しては、今日は特に良かったっていう部分は自分にはないので、まだまだ前に出し切れていなかったりとか、手の形が全然ダメで。僕の所に当たって変なところに飛んで行ってしまう場面がまだまだいっぱいあったので、後ろを守ってくれる選手に対して邪魔になってしまったら、ブロックが間に合っていても意味がないので、そこはもっともっと。試合の中で相手が変わってくるとやることも変わってくるので、ブロックの手の出し方とか前に出すとか、もっともっと意識して試合で出来るようにやっていかないといけないと思います。
――攻撃面に関しては。
小野:攻撃に関しては決めることが大事、絶対に。個人的には攻撃の面で点を決めるっていう役割を任せられていると思うので、決定率はしっかり高くしていかないといけないと思う。マーク取られてても決め切るような幅広さをもっともっと、打ち方とかしっかりやっていかないと決められないと思うので、今日ぐらいの決定率は最低でも残していかないといけないと思う。攻撃部分で託されているのはあると思うので、より強いのを打っていけるようにやっていきたい。
――厳しい試合を勝ち続けているが、今年のサンバーズの強さの要因は。
鶴田:監督、スタッフ含めて、劣勢の時ほど声が出るとか、選手が下向いてちょっと厳しくなっていても、スタッフが盛り上げてくれるところもありますし、ベンチメンバーが盛り上げてくれることもありますし、試合出ているメンバーもそこから盛り返すことも出来ているので、全員が下を向くこともありますけど、それをそのまま終わらないっていうのは、誰が動かしてくれるっていうのが、今の強さではないかなと思います。
藤中:試合の中で、修正出来る力がついてきたのかなと。今日もチームで修正する所もあるし、個人で修正する所もあると思うんですけど、それぞれが遅くても1セット範囲には理解だったりプレーの改善だったり、心がけて次のプレーに持っていけるようになったのが今の勝ち切れている要因の一つではあるかなと。
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