2021-03-05 21:40 追加
大竹壱青「流れを引き寄せることができてよかったが、3セット目もとり切るべきだった」白澤健児「出てないときにどんな指示が出ているか聞いておき、それに自分の考えをあわせて入った」パナソニック会見
SV男子
――深津さんに。1セット目はよかったですが、2セット目から被ブロックが増えました。長野は清水選手とクビアク選手のコースを研究したと言われていましたが、セッターとしてそれにどう対応されたら良かったと思いますか?
深津:打つコースはセッターは決められないので、そこはもうスパイカーに任せていましたが、もうちょっと
選択肢を増やすトスを供給するのが必要だなと今日の試合でも感じました。
今日被ブロックが多かったのですが全くスパイカーのせいではなくて、僕のトスのせいだと思っているので、これを改善するには技術だけでなく、メンタルの部分も必要。メンタルの部分を強化するのは日頃の練習で積み上げるしかない。
――トスが低くなっていましたね。
深津:はい。昨日の1セット目もそうだったんですが、今日もトスが低かった。昨日は2セット目以降からそれを修正できていたんですけど、また今日も2セット目からそういうケースが多かったと思います。あとはミドルをもうちょっと使うだけでなく、ちゃんとポイントを取るコンビの精度を上げていかないといけない。それは今季ずっと課題だったんです。
あと1ヶ月ちょっとですが、そこを修正できたらなと思います。
――大竹さんに。今おっしゃった「流れが悪いときに途中から」という役割で、ある程度手応えがあったと思いますが、手応えと課題を。
大竹:途中で入ってサイドアウトを切る、サーブを攻めきれて流れを持ってくる、その2つの仕事は出来てるかな。
ただ、3セット目追いついた段階で、僕がミスしてしまったので、そこでまた流れが向こうに行ってしまった。
追いついたときにもう1回のるための1本決めきるというところがまだまだですね。
――白澤さんに。先日「出番が少ないとモチベーションの維持が難しい」と言われたが、今日もピンチのときにでて役割を果たされたが、相手のスパイクに対してどのような指示を与えたりしていますか?
白澤:自分がでてないセットのときに、小宮にどういう指示をしていたかというのをまず聞いておいて、それに自分の考えを言うのもあります。ある程度点数が離れたら相手は好き勝手やってくる。それに対していかに我慢強く対応するか、あるいは思い切って仕掛けていくか。そのときの状況に応じて、横にとかは指示を出しています。
――長野のセッターの河東さんはまだ白澤さんと対戦したことがなかったそうですが、長野のセッターのトス回しにどう対応されましたか?
白澤:作戦なので言えない部分もあるんですけど、2番の選手が打ってくるときにもうちょっときれいにワンタッチとれたなと思っています。
今練習で日本人同士でやっているので、たとえばムセルスキー選手とか、リヴァン選手といった高い打点の選手とマッチアップすることがすごく少なくなっているため、やっぱり久しぶりにああいう高い選手とやると、ブロックするときに顎が上がってしまったり、バランスが取れてないプレーがある。そういう選手を止めるあるいはブロックタッチをとる機会は試合に1回か2回しかないので、そこの部分は早く感覚を戻して、意識してやっていきたいと思います。
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