2021-03-17 15:01 追加
女子日本代表主将・荒木絵里香「コンディションはいい状態。五輪が延期になっても気持ちが揺らぐことはなかった」
女子日本代表・荒木絵里香主将 リモート囲み会見
全日本代表 女子
バレーボール女子日本代表チームの荒木絵里香主将が17日、リモート囲み記者会見に応じた。
チームは3月1日からNTC(味の素ナショナルトレーニングセンター)で合宿をスタート。「昨年以上にメンバー一人ひとりのオリンピックに懸ける思いが高まった状態でスタートを切ることができた。NTC内の感染対策も徹底していて、集中できている」と話した。
荒木主将が所属するトヨタ車体はVリーグの結果が11位に沈み、入れ替え戦に回ることが決まっているが、「チームとしても個人としても結果が残せず、苦しいシーズンだった。でも、私自身のコンディションはいい状態で代表合宿に入れている」という。また、「今年の代表チームは若い選手も増え、いい雰囲気で合宿が進められており、現在はテンポをよくするための練習に取り組んでいる」と順調なスタートを切ったことを窺わせた。
昨年はオリンピックの1年延期を受け、6月に新鍋理沙が引退。他競技でもベテラン選手の引退があったが、荒木自身は「続けると決めてからは気持ちが揺らぐことは一切なかった。1年後に向けてやるべきことを日々やっていくだけだと思った」と話す。自チームで主将を務める小幡真子(JT)や黒後愛(東レ)、今季好調だった古賀紗理那らがリーグで自信をつけて代表合宿に参加しているのを頼もしく思っているという。
自身のプレーについては、「いちばんの仕事はブロック。相手のスパイクを1本でも決めさせないように後ろのディフェンスといい連係をとりたい」と話した。
5月にはオリンピック会場の有明アリーナで中国とのテストマッチが行われる。「昨年から国際大会を全くできていない中、貴重な機会。しっかり手応えを感じられるようなゲームができるようにしっかりチームを仕上げていきたい」と意気込みを見せた。
小1の娘がいるため、リーグに引き続き、母や夫のサポートを受けての合宿参加だが、「家族には本当に感謝している。最後までしっかりやり抜くことで『ありがとう』の気持ちを伝えたい。娘もいろいろなことがわかるようになり、いろいろな状況を一緒に戦いながら乗り越えてくれているので、最後まで頑張り抜きたい」と家族への思いも語った。
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