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会見・コメント

2021-03-24 09:58 追加

埼玉上尾・山崎のの花「ブロックが2枚ついてもミドルに上げられるようになったことが手応え」、NEC・山内美咲主将「リーグで果たせなかった優勝を獲りに行きたい」 V1女子 V Cup会見コメント

V1女子 V Cup 埼玉上尾対NEC 会見コメント

SV女子

 3月20日に所沢市民体育館(埼玉県所沢市)で行われたバレーボールV1女子、V Cup予選ラウンド、埼玉上尾対NECの記者会見コメントをお届けする。

 埼玉上尾メディックス 3(25-16、25-11、25-23)0 NECレッドロケッツ

■NECレッドロケッツ

●古谷ちなみ選手

今日はスタートのところで相手よりも自分たちの吐き出したミスが多かったのが印象的でした。やはりスタートで躓くとやりたいこともできてこなくなると思うので、そこを課題として来週の試合では改善していけたらいいなと思いました。

●安田美南選手

出だしで相手に先行されることが多く、相手の高いブロックに対して、アタッカーに打たせ切ることができなかったので、来週のファイナルラウンドではしっかり打たせ切れるようなトスを上げて、勝ちにつなげられるようにしていきたいと思います。

●小島満菜美選手

今日はチームとして苦しい時間帯がたくさんありました。そういう時に自分たちの良さであるブロックディフェンスで粘り切ったり、オフェンスにつなげていくというところができずに、相手に思うままにやらせてしまう展開が多かったです。もちろんそこの課題はあるのですが、課題にばかり目が行かないようにして、自分たちの良さを常にパフォーマンスで出していけるように、今週しっかり修正してやっていきたいと思います。

●山内美咲主将

前回の東レ戦から1週空き、その間に自分たちの課題にも向き合ってきましたし、今、小島選手が言ったように、自分たちの良さを引き出していけるような、お互いの関係性というところをしっかり詰めて、今回の埼玉上尾戦に挑みました。でも、試合の流れの中で、相手も対応してきますし、そこで自分たちが1枚先に行く対応力だったり、冷静になるところはしっかり冷静になって対応していかないといけないところが今一歩だったと思います。逆に冷静になりすぎて、情熱の部分で負けてしまっているところも、もしかしたらあったかもしれません。そういうところはチームとして向き合いながら、練習の中でもっと詰めていき、来週のファイナルに向けて、もう一度チーム一丸となって頑張っていきたいと思います。

●上野香織選手

今日の試合はどこかNECの大事なものを出せていなかったと思います。つながりの部分など技術ではないところが抜けてしまったのかなというのが、いちばんの悔いというか、敗因のポイントだったかなと。そこはやっぱりどんな相手であってもNECとしてやっていかなければならない部分だと思うので、基礎の部分というか、根底からしっかり思い出して練習をやっていきたいです。

――小島選手と上野選手に。この2週間でどんな準備をしてきましたか?

小島:根本的な「落とさない」とか「決め切る」とか、内面的なところで自分たちが引いてしまっていたりとか、そういう部分が試合を通してでもあったかなという話も出ました。そこを詰めるためにゲーム形式もたくさんやってきましたが、やってきたことが出せなかったから今日の試合はこのような結果になったかなという印象があります。

上野:技術的な面では埼玉上尾さんの高いブロッカー2人に対しての対策をやってきましたが、そこに偏ってしまったかなという気もします。そして、先ほども話しましたように、上手く噛み合っていかなかったのかなというのもあります。

――山内主将に。古賀紗理那選手などリーグ中に軸になっていた選手が抜けても、若手選手が起用されたり、リーグ中出番の少なかった柳田光綺選手が活躍したり、いろいろな選手がバランス良く活躍されていたと思いますが、キャプテンの目から見た予選ラウンドの総括は?

山内: まずこのV Cupが始まるにあたって、今まではネリマン(オズソイ)選手や古賀選手がチームの大半の点数を取っていましたが、そういう選手がいなくなった分、一人ひとりが点数を取る幅を広げないといけないし、その中でチームが一体となって、その1点を取りきらないとならないことは全員がわかっていたと思います。チームが勝つための意識付けができた状態で大会に入れたというところがあったので、そこをどうやって積み重ねていくかといえば、1試合1試合に全部を出し切るということでしかできないと思います。

安田選手はこの大会で初めてトスを上げましたが、彼女の強みである高さのあるツーアタックなどを生かせるのも自分たちチームメイトだと思います。そこで思い切りプレーさせてあげられる環境作りにもみんなで意識して取り組みました。そして、V Cupは今シーズン、リーグで果たせなかった優勝をすぐにでも借りを返すチャンスのある大会であり、やられたらやり返すじゃないですけど、そういう気持ちが入った大会でした。
今回は負けましたが、予選を通していろいろな経験を積んできたと思うので、次は大田区で行われるセミファイナル、ファイナルで、Vリーグで果たせなかったところをもう一度、チーム一丸となって獲りに行くという気持ちを持ってやっています。

――上野選手に。この大会では個人成績が複数の部門で上位にいますが、V Cupの中で個人として注力しているところは?

上野:山内も言ったように、セッターが経験がない中で上げている状況で、自分が決めないとというか、助けてあげないといけないとずっと思っていました。決まらないと安田も不安になるだろうし、点数の部分もそうですし、チームの軸として頼ってもらえる存在になれるように責任を持ってやらなければいけないなという思いでこのV Cupに臨んでいます。

――古谷選手に。昨シーズンの中盤から後半にかけていい働きをされていましたが、今シーズンはもっとコートに立ちたいという思いがあったのではないかと思います。このV Cupの中での個人的な目標や、レギュラーラウンドでのその達成感はどのくらいだったのかを教えてください。

古谷:オフェンスの部分でチームに貢献していきたいという気持ちが強いので、そこで目立つ存在になりたいというのが自分の中であります。でも、V Cupの前半では自分をうまく表現できないことが多かったので、もっといい意味で吹っ切れて、ミスをしたとしても思い切ってやっていこうというのを出していけたら次につながるかなと思います。決めなければならないところでの決定打のようなものが自分にはないと思うので、そういうところの精度を上げていけるように、前衛でも後衛でも存在感のあるオフェンスをしていけたらと思います。

――安田選手に。この大会でのセッターとしての自己評価は?

安田: 自分の持ち味である高さというのは常に意識して、それが特徴だと思うので、ネット際や近いボールでも上げに行けることをアピールしていけたらと思います。そして、先ほど先輩方も言っていたように、練習中も試合の時もたくさん助けてもらって、とてもやりやすい環境を作っていただいている中で、自分にできることといえば思い切ってバレーをすることかなと思います。この予選も先輩方のおかげでとてもやりやすく、楽しいバレーができたなと感じています。

――今日の試合については?

安田:1セット目の序盤は結構決めさせることができたかなと思うのですが、後半にかけて相手のブロックが高いのに、そこに同じコンビのバリエーションで上げてしまい、何回もつかまることがありました。よかったところもありましたが、まだまだこれから直していかなければならないプレーが多かったという印象です。

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