2021-03-25 17:13 追加
日立・佐藤美弥「見えないところで支えてくださる方がたくさんいることを実感した」、KUROBE・リーシモーン「運命的なアクアカラーだと思います」 V1女子 VCupコメント
SV女子
●多治見麻子監督
今日はVカップ最後の試合。リーグを通してオフェンスの決定率を上げることができなかった中、少しでもその数字を上げたいと思いました。結果としては境を中心にいい組み立てができたかなと思います。最後の試合に勝つことができて良かったと思います。
――手応えを感じる試合だったと思います。合格点を出せますか?
多治見:リーグを通して「レフト、レフト」になっていましたので、ラリー中になるべくミドルを使う意識を持つようにVカップでも取り組んできました。練習でやってきたことが今日の試合で出せたかなと思います。
――境選手が何かをつかんだというか、今とても良い状態かと思います。
多治見:彼女はリーグの中でセッターとしての出番がほとんどなくて。本人もすごく努力をしてきた中で、先週試合に出たことでつかんだことがあるのかなと思います。試合に出るたびに良くなってきている。リヴァーレの課題だった「攻撃枚数を増やす」。その中で彼女の良さが出せているのかなと思っています。
――室岡選手を使いましたが、このタイミングで、と考えていたのでしょうか?
多治見:彼女は卒業式が終わってから、前回の試合の直前からの合流でした。今回はそこから期間が2週間あったので、試合のどこかのタイミングで投入しようと思っていました。背は低いですが、状況判断だったり、ディグの位置取りが上手だったり、持っている力がわかりましたので、本番でも大丈夫だろうと。
――第3セットではフロントで起用しました。第1セットの対応力を見て前で打たせることを決めたのでしょうか。はじめから前で使うつもりがあったのでしょうか?
多治見:彼女はレシーブも良いとは思うのですが、スパイクも本当に良いものを持っているので、フロントで使いたいと思っていました。今日はあのタイミングだと思って投入しました。
――佐藤選手がユニフォームを着てベンチ入りしましたが、監督のお考えでしょうか?
多治見:佐藤はVリーグ開幕でメンバーに入って以来、ユニフォームを着ていません。今日はVカップの最後ということで…途中からコーチ登録はしていましたけど、佐藤は選手だと思っています。コンディションの部分では完全には戻っていないですけど、佐藤がユニフォームを着ることで、やっぱり(佐藤選手の気持ちもチームの雰囲気も)違うかなと思ったので、今日は佐藤をベンチ入りさせました。
――Vカップを通じての収穫は?
多治見:最初の2戦はⅤリーグの延長みたいな形で戦ったのですが、結局2敗してしまいました。このままだと何も得られないままVカップが終わってしまうのかなと危惧していたのですが、セッターに境を起用して、そこから本来やりたかったバレーができるようになってきたと思います。セッターの競争は激しくなりますが、チームの底上げにはなると思います。
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