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2010-05-18 14:54 追加

2010全日本女子、始動!

5月13日、味の素ナショナルトレーニングセンターにて、全日本始動記者会見と公開練習が実施されました。当日の選手のコメントをいくつか紹介します。 1日も早くケガを治して合流します! 荒木絵里香選手 ヨーロッパ・ブラジル遠征

全日本代表 女子

2010始動1_NEW

5月13日、味の素ナショナルトレーニングセンターにて、全日本始動記者会見と公開練習が実施されました。当日の選手のコメントをいくつか紹介します。

1日も早くケガを治して合流します! 荒木絵里香選手

荒木

ヨーロッパ・ブラジル遠征には参加するつもりでいたのに、ケガをしてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

今回、お休みをいただいたのできっちりリハビリして体をつくり、リフレッシュもして、次の合宿には万全の状態で臨めるように頑張りたいと思っています。

 世界バレーまであまり時間がありませんが、チームとしてステップアップして、秋までに今季の全日本を完成させたいと思っています。

 

娘は私より強いですよ。その気持ちに応えたい  山本愛選手

山本愛

全日本に参加するということは家族と過ごす時間がなくなることであり、娘はまだ3歳なので一緒にいたいという気持ちもありましたが、今しかできないことなので、復帰を決めました。JTに移籍し、久しぶりにテンさん(竹下選手)とコンビを組んで、だんだん自分のプレーが取り戻せてきていることを実感できたことも全日本復帰を決める大きな要因になりましたね。

アテネ五輪の時、チエさん(辻知恵選手)が息子さんをご実家に預けて参加しているのを見て、本当に可哀想に思ったし、私は絶対にあんなことはしないと思ってたんです。なのに、まさか6年後に自分も同じ立場になるとは…(苦笑)。チエさんにも全日本に参加することを報告したのですが、「よく決心したね、頑張ってね」と言ってくれました。その言葉には同じ経験をした人にしかわからない実感がこもっていたと思います。

娘は故郷の仙台に預けているのですが、私より強いですよ。「頑張ってね」と私がバレーをすることを応援してくれてるし、将来は自分もバレーをやりたいと言ってる。彼女に寂しい思いをさせてまで参加するのだから、センターとして得点に絡めるような攻撃やブロックを増やし、結果を出さなければと思っています。

スペインで日本のバレー環境は恵まれていることを実感!  吉澤智恵選手

吉澤

武富士の廃部後、スペインリーグで1年間海外生活を経験しました。いろいろな意味で日本の環境は素晴らしく、恵まれているんだと実感しましたね。管理されている中でバレーのことだけに集中できるのが日本。一方、スペインでは金銭面のことを気にしたり、体のケアをしてくれるトレーナーさんもいないので、調子の悪い時は自分でトレーニングのメニューを考えたりして…。ボールの空気が十分でないこともありましたし、会場ではお客さんのブーイングがひどくてチームメイトの声もよく聞こえなかったり、審判がホーム寄りだったり…。いろいろあって、精神的にたくましくなり、バレーを楽しめるようになりました。

プライベートではパエリャを作ったりして、自炊もできるようになりました。スペイン語はバレー用語は一通り覚えたので、チームメイトともスペイン語で何とか自分の意思を伝えることができました。ただ、チームのセッターはそれほど技術がなかったので、「こういうトスを」という高い要求はできず、上がってきたトスをとにかく自分で打ち切る工夫をしていました。そんな経験が全日本でも何かの役に立つとよいなと思っています。

先輩方から多くを学びたい 宮下遥選手

宮下

 初めての全日本で、わからないことがたくさんあります。他チームの先輩方のプレーを見て勉強させていただき、新しいことにもチャレンジできたらと思っています。

 (岡山・河本監督がレシーブ力を誉めていましたが…という質問に)そんなことないです。まだまだ勉強するべきことがたくさんありますよ。

 

 

 自分のできることを精一杯やって貢献したい 石田瑞穂選手 

 石田

武富士時代はサーブレシーブに入っていなかったのですが、この身長ではレシーブ力が必要と感じ、昨シーズン全日本で経験させていただきました。久光ではリーグ中狙われることで逆に慣れてきて、少しずつ 手応えを感じるようになってきましたが、まだまだですね(笑)。全日本ではサーブなどでも貢献していきたいです。また、ブロックアウトはあまり得意ではないのですが、技術を身につけて貢献できるようになりたいと思っています。

 

今までやってきたことにプラスして、新しいことにもチャレンジ 木村沙織選手

サオリン

今の日本には絶対的なエースが少ないので、自分もその1人を目指していかなければならないんだろうなと感じています。

でも、その前にまだまだやるべきことはたくさん。今までやってきたことに加え、新しいプレーも身につけたいし、つなぎなどでもしっかり役割を果たしたいです。眞鍋監督がおっしゃっていた今年度のテーマ、スパイク効果率を上げることなどを頭に置いて、監督の指示に従い、いろいろチャレンジしていきたいと思っています。

 

ヨーロッパ・ブラジル遠征メンバーの1人、冨永選手のトス

ヨーロッパ・ブラジル遠征メンバーの1人、冨永選手のトス

レシーブ力が向上した石田選手(左)

レシーブ力が向上した石田選手(左)

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