2021-04-04 04:02 追加
トヨタ車体とKUROBEがストレート勝利 V・チャレンジマッチ女子第1日目
V・チャレンジマッチ女子 第1戦の結果
SV女子 / V女子
V.LEAGUE DIVISION1女子11位のトヨタ車体クインシーズとDIVISION2女子2位のルートインホテルズブリリアントアリーズ、DIVISION1女子12位のKUROBEアクアフェアリーズとDIVISION2女子1位の群馬銀行グリーンウイングスによるV・チャレンジマッチ(入替戦)は3日、第1戦が長岡市市民体育館(新潟県長岡市)で開催された。
第1試合のトヨタ車体対ルートインの試合は、トヨタ車体が優勢の試合展開で、25-16、25-15で2セットを連取。第3セットに入ると、ルートインの村山美佳、富澤結花らの活躍で互角の戦いになるが、最後はトヨタ車体が意地を見せ、25-23でこのセットも奪取し、ストレートで勝利した。
試合後の記者会見コメントは以下の通り。
■ルートインホテルズブリリアントアリーズ
岸村恵実:V1のチームと戦う準備を練習してきて、その準備が1セット目はなかなか出し切れることができなかったんですけど、2セット目から徐々に自分たちのペースがつかめてきました。そこから相手の弱いとこなどもつけてくるようになったと思うので、今日は悔しい結果になりましたが、明日は絶対勝ち切るという気持で明日に臨みたいと思います。
村山美佳:リーグが終わってから2か月間、自分たちで準備したバレーボールなんですけど、自分としてもチームとしても課題が出てしまった試合でした。明日に向けて切り替えて、私たちのできるバレーというのは決まっているので、そのバレーをしっかりやりきることをまたみんなで話し合って、明日に向けて準備していきたいと思います。
横田実穂:0-3で負けてしまって、自分たちと相手とのレベルの差というのも少し感じるような試合になってしまいました。だけどかなわない相手でもないというのも思ったので、苦しい場面でいかに失点を抑えられるかというところが課題かなと感じました。明日はそういったところを克服して、勝ち切れるように準備をしてもう一回頑張りたいと思います。
松本隆義監督:2月6日にリーグ戦が終わり、私たちは入れ替え戦の出場が決まっていましたので、対戦相手はわからなかったのですけど、まずはチームのベースアップを準備してきました。
3月の前半にトヨタ車体さんと当たることが決まりましたので、そこからは具体的な対策の準備をしてきました。
我々としてはリーグ戦の中でペースを作る、勝ちパターンを作っていく今年のチームだったんですが、リーグがあいてしまったのと、トヨタ車体さんの個人能力の高さがあった分、1セット目、2セット目は面食らってしまったというか、なかなか実力差を埋めることができなかったかなと。ただ3セット目にはその実力差もだいぶ埋められるようになってきたかなと思いますので、明日につながる試合ができたかなと思っています。
■トヨタ車体クインシーズ
渡邊彩:2週間のチャレンジマッチまでの期間でしっかり対策してきたことが出だしからさせたというのが良かったんですけど、3セット目にバタついてしまった部分もあったので、明日しっかり修正して、いい形で勝ち切って残留を決めたいと思います。
藪田美穂子:まず自分たちの決められた役割をしっかりするということで、私はサーブレシーブだったり1本目のパスだったりとかハイセットの処理というところを練習してきて、今日は自分には納得がいかなかったんですけど、他の人たちの支えとかで勝つことができたと思うので、明日もチーム全員の力でしっかり勝ち切っていきたいと思います。
山上有紀:今シーズン苦しい状況の中で入れ替え戦になって、自分たちで2週間準備してきたことが、緊張もあってなかなか思うようにいかない場面もありました。でも、終盤になるにつれて足も動いているし、声も出ていて、気持ちを前面に出してプレーすることができていたので、それが勝利に繋がったと思っています。
印東玄弥監督:今日の試合を戦うということが決まって1か月、その期間の過ごし方というのが、すべてを想定して、力の差があるとしても何が起こるかわからないというところを技術面とメンタル面で準備をしてきて、内容として素晴らしいものではなかったにしろ選手、スタッフ、チーム一丸となって心を保って3-0でやり遂げられたということは非常に良かったと思います。重要なのは明日の勝ち方だと思いますので、気を緩めずに行きたいとあらためて思いました。
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