2021-04-09 14:01 追加
バルデス・メリーサ「将来はキューバのミレーヤ・ルイスのような選手に」、志摩美古都「相手の隙を突いたスパイクとサーブレシーブで貢献したい」 PFU入団会見
SV女子
質疑応答ではバルデス選手に「帰化して日本代表でプレーしたいという思いは?」という質問もあり、「まずはこのチームがベスト4に入れるように、チームみんなのことを考えたい。代表への夢もあるが、日本人になってから改めて考えたい」と、自分のことよりもまず、PFUというチームに貢献したいという思いを語った。
また、大学ではなく実業団を選んだ理由について、「大学よりも実業団の方がよりプロフェッショナルで、そこで学べば自分も強くなると考えた」と語った。キューバにいた頃は今よりもレシーブもスパイクもできなかったが、日本に来て、高校の先生に教わってから上達したという話を例に挙げ、今後もチームで学んでいきたいという決意を新たにしていた。
さらに、憧れの選手として80年代後半から90年代にかけてキューバの黄金時代を築いたミレーヤ・ルイスさんの名前を挙げ、自分も将来は世界的に活躍できるような選手になりたいと夢を語った。
坂本監督はバルデス選手に対して、「チームスタイルとして全員で守って攻撃するという方針なので、攻撃だけでなく、ディフェンスもできる選手になってほしい。サーブレシーブの練習もしていますが、レシーブのセンスもありますよ」と話し、オールラウンダーとしての期待も覗かせた。
一方、今季のリーグで内定選手として攻守で活躍した志摩選手は、「最初は自分らしいプレーができていましたが、後半になるにつれ、相手に対策されることも多くなり、課題としてはただ打つだけでなく、相手の状況を見て、しっかり判断できるようにならなければと思いました」と語った。
坂本監督は来季の目標として、「当然、今シーズンの成績を上回ることはマスト。さらに言えば優勝争いのできるチームにしていきたい」と話した。「選手たちも『勝ってよかった』から勝ち方へのこだわりが見えてきて、『こういうふうに勝ちたい。そのためにこういうプレーがしたい』という明確な目標が掴めたシーズンでした。より充実した練習を行い、常にハイレベルな日々の練習を重ねていけば、成績もアップデートされていくはず。具体的な数字というよりも日々の行動目標の中で最高レベルのものを更新していきたいと思っています」と展望を語った。
素材提供:@2021PFU Limited
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