2021-04-11 13:09 追加
群馬銀行・鈴木日葵「昇格は通過点にしなければ」、新井祥「V1に上がる可能性を見せたかった」、坂本陽菜、田中瑠奈、高橋悠監督 V・チャレンジマッチ女子 会見コメント
V・チャレンジマッチ女子 群馬銀行グリーンウイングス 会見コメント
V女子
2021年4月4日に長岡市市民体育館(新潟県)で行われたV・チャレンジマッチ女子(2日目)群馬銀行グリーンウイングスの記者会見コメントをお届けする。
KUROBE 3(20-25、25-13、25-23、25-20)1 群馬銀行
■群馬銀行グリーンウイングス
●坂本陽菜副主将
昨日の試合の反省をしっかりやって、今日は出だしから自分たちのいい形で試合を運ぶことができました。第2、第3、第4セット、やっぱりV1のチームは対策をしてきます。ゲームをやっていく中でスパイクが決まらなくなったり、苦しい展開になってしまったと思います。すごく悔しいですけど…あきらめることなく最後までやり通せたので、そこは良かったかなと思います。
●鈴木日葵選手
昨日の反省を踏まえて試合に臨みました。出だしは良かったものの、やっぱり途中からスパイカーが決め切ることができなくなって、(第1セットの他にも)取れたセットがあったはずですが、相手もV1の意地を見せてきました。自分たちもそれに押されてしまったのかなと。
みんなが全力でやり切ったとは思うのですが、やっぱり自分たちの目標だった「V1への昇格」はできなかった。まだまだ甘いところがあって(簡単には)通させてくれないなと、2回目の入替戦で改めて実感しました。
自分に足りないものが良く分かった試合だったと思っています。
●田中瑠奈選手
監督からもまず1セットは絶対に取ろう、と。第1セットはみんな「絶対に取る」という気持ちも出ていて、実際セットを取ることができたんですけど、大事なところでスパイカー、自分が決め切れなくて、取ることができるセットも取れずにみんなのリズムを崩してしまいました。
それがすごく自分の中で悔しくて…でも自分ではどうにかできなかった。自分の甘さを感じた試合でした。
●新井祥選手
率直な感想として、すごく悔しいです。昨日、あの内容の試合をして…今日は少しでもファンの方たちに「群馬銀行はV1に上がる可能性がある」って思っていただけるような試合をしたくて。(勝利の)可能性は低いんですけど、1セットは取りに行くという目標を立てて戦いました。負けてしまいましたが、全員で戦いきった結果ですので、悔いなく終われたなと思います。
――鈴木選手に。2年連続のチャレンジマッチになりました。去年との違いは?
鈴木:去年は2日間とも1セットも取れずに、自分たちがやりたいことができずに終わってしまいました。今年も結果としては負けてしまったんですが…1セットでも取ろうという監督の話を受けて、どんな形であれ、自分たちは勝ちに行こうと思って。そういうチームの戦う姿が去年よりも多く見られましたし、最後まであきらめない、決めるという姿勢も出ていたと思います。
自分たちに何が足りなかったのかということも、昨年より明確になったんじゃないかと思います。(第1セットは)サーブで攻めることができていました。相手も「昨日と違う」と感じて、少し引いていたところに、サーブでしっかり攻めこんでブロックからの(切り返し)攻撃という、自分たちのいい展開ができました。
でも、最後に決め切る力が自分たちには足りない、最後の1点を取るところがV1のチームとの差かな、と。まだラリーを制する力が自分たちには足りないのかなって思います。
――田中選手に。V1のチームと対戦して、昨日と今日で感じたことは?
田中:昨日、被ブロックが11本あって……。それは多すぎるとミーティングでも話がありました。V2の高さを想定して、いつも通りにやってしまうと、V1のチームには止められる。エンドゾーンを狙ったり、ブロックの上から打っていくように意識しつつ、緩いボールで相手を崩すというのを考えてやっていました。
V1のブロックの高さは痛いほど思い知らされました。もっと技術、ブロックの際を狙うとか、タイミングのずらし方というのをやっていかなければ、この先(上には)通用しないなと感じました。
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