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ゲームレポート

2021-04-28 12:05 追加

高松卓矢、最後まで”らしい”バレー人生の締めくくり「最高のバレー人生でした」 WD名古屋 高松・内山引退セレモニー 

V1リーグ 男子

高松卓矢挨拶全文
(今日はマイクがあるので、ちょっと小さい声で喋りたいと思います。)
まずは、このような盛大な引退セレモニーを開いてくださった、豊田合成株式会社、TG SPORTS株式会社、そしてウルフドッグス名古屋の関係者の皆様にまずはこの場をお借りして、感謝をお伝えたいと思います。
本当に今日はありがとうございました。

11年というすごく長いようで短い、すごく短く感じた現役生活を終えて今僕がすごい感じているのはとても恵まれたバレーボール人生だったな、と感じています。さっき、ウッチーも言っていましたけど、やっぱり、入団当初の経緯もすごい僕も伸び悩んだ時期だったので、まずその前に僕は大学4年生の時にどこのチームからもオファーが来てなくて、僕のバレーボール人生は大学4年で終わりなのかなって悩んでた時に、その当時はアナリストの藤田さんが安原さんに僕の事を 話してくれて、「高松を豊田合成で取ろうと思ってるんだけど、高松どうかな?」と声掛けてくれて、「僕はまだバレーボールを続ける事ができるんだ。」とすごく嬉しく感じたのを今でも覚えています。

そこから9年間自分なりに試行錯誤を繰り返して、努力をしてきたつもりだったんですけど、思うような成績が出せず、自分自身も安定感がなく、自分のバレーボールのレベルの頭打ちってのもこのレベルなのかなとすごく悩んでた時期に、アンデッシュ・クリスティアンソンっていう、人生を変えてくれた最大の恩師と出会って、そこからは今まで 僕が想像できないぐらいレベルを3つ・4つ上のレベルに連れていってもらえた。本当に嬉しかったです。

コートから去るのは少し寂しいですけど、今ウルフドッグス名古屋には頼もしい後輩達がたくさんいるし、僕らの同期の近くんがいるし、僕らの分まで頑張ってくれると信じています。本当にこのチームにいれて、僕は幸せだなぁと本当に思います。

そして、最後になります。ファンの皆さん、本当に今まで僕に本当に本当に元気を与えてくれて有難うございました。僕が最後までここまでやってこられたのはファンの皆さんの声援のお陰です。これからチームを離れて、ファンの皆さんも寂しいかもしれませんが、これからもウルフドッグス名古屋の応援をよろしくお願いします。
今まで本当にありがとうございました。最高のバレー人生でした。

内山正平挨拶全文
まずはじめに、コロナ禍にも関わらずこのような素晴らしいセレモニーを開催していただいた、TGSPORTS・チームにはとても感謝しています。またスポンサーや関係会社の皆さまにおきましても大変有難うございます。同期の高松と一緒に引退セレモニーができることは自分にと して すごく嬉しく思っています。

2010年にトライアウトを豊田合成で受けて入団しました。というのもあって、豊田合成にはすごい感謝していますし、当時監督だった安原さんにも感謝しています。しかし、入ってからの3年間は辛い時期が続きました。セッターとしての技術は未熟、勝てない試合が続きとても辛い時期でした。しかし、アンデッシュ監督と出会いバレーに対しての考え方が変わり、イゴールと出会い、自分のなかでバレーが “辛いから“楽しいに変わっていきました。2015年に天皇杯初優勝して、2015/16シーズンでは創部初のVリーグ優勝を達成することができました。自分は中学・高校・大学と優勝経験がなかったので、その時の感動は一生忘れないと思います。また、天皇杯の決勝4セット目20点以降、涙をこらえながらプレーしたのを今でも覚えています。

この感動を味わえたのもファンの皆さまのおかげだと思っています。ファンの皆さまの声援が力となり勇気を与えてくれたおかげで自分たちは活躍することができたと思っています。今まで本当に有難うございました。

最後になりますが、自分はこれでバレーを 終わり ます。しかし第2の人生が始まります。ファンの皆さまは、
どうかこのままウルフドッグス名古屋を応援宜しくお願いします。そしてチームのみんなにも これから もっと
もっと 上にいけるよう祈っています。
本日はこのような素晴らしいセレモニーを開いていただき、どうも有難うございました。

写真・リリース提供:TGSPORTS

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