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コラム

2021-04-28 18:51 追加

日本初挑戦を終えたVC長野リヴァン ”インドネシアの大谷翔平”をもっと生かそう

SV男子

もったいなかった通訳の不在

リヴァンがソースネクスト社から提供されたAI通訳機「ポケトーク」を使っていた。

一方で、筆者が個人的に勿体無いと思っていたことがある。チームがインドネシア語の専属通訳を起用しなかったことだ。リヴァンは片言の英語は話せるが、会見等での意思疎通には厳しかった。代わりに、ソースネクスト社が提供のAI通訳機「ポケトーク」を介して会見でも対応していたのだが、なかなかスムーズにはいかなかった。ある試合ではポケトークの通信環境が上手くいかずに通訳できずに皆で見守るということもあった(それはそれで笑いが起こり場が暖まった)。

会見場の電波状況が悪かったのか、ポケトークがなかなか通訳してくれず、皆で見守る。

ようやく通訳してくれ、会見場が笑いの渦に。

長野県には実は登録上ではあるが、1000人以上のインドネシア人が居住している。「試合会場でも見かけますよ」(VC長野関係者)というほど。であれば、専門通訳士を雇うには厳しくても、ある程度日本語を話せるインドネシア人を1人、スタッフとして雇ってもよかったのではと現場で感じた。

余談だが、ウルフドッグス名古屋の横井俊広社長は、インドネシアの豊田合成現地法人に駐在した経験があるそうで、インドネシア語の日常会話ができるそう。リヴァンの話になった時に「話しかけてみようかな」と笑っていた。

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