2021-05-03 19:07 追加
籾井あき「アタッカーを打たせ切れなかったことが被ブロックの要因」、中田久美監督「長岡の復帰で戦力的に有効なサウスポーを使えることが一番の収穫」 東京チャレンジ2021会見コメント
全日本代表 女子
■中国
●郎平監督
久しぶりの試合で期待していました。まずはJVAさんからこのチャンスをいただき、感謝しております。選手たちは精一杯プレーしましたが、しばらく試合をしていなかったので、まだ課題があると思っています。
●朱婷(シュ・テイ)主将
このチャンスは非常に大事に思って臨みました。2019年以来の国際試合でしたので、リズムや試合の感覚を探りながら、試合ができました。
――朱婷主将に。東京オリンピックの会場となるこの体育館で実際に試合をした感想を教えてください。
朱:非常にきれいなアリーナだと思います。そして、ライトは試合をしやすいと感じました。
――郎平監督に。2連覇がかかるオリンピックを迎えるにあたり、改めて目標を教えてください。
郎:オリンピックの予選ラウンドで中国の入るプールが非常に強い国ばかりなので、ゼロから一歩一歩進めていきたいと思います。欧米のチームは強く、プログレスが速く、トランジションも巧いので、しっかり対策していきたいです。
――(中国メディアより)郎平監督に。日本に1週間滞在して心配だったことは? また、日本のコロナ対策についてどう思いましたか? このままオリンピックが開催された場合はどのように対応しますか?
郎:主催者の方々がよくサポートをしてくださったので、コロナ禍であることはあまり意識せず、安心して試合をすることができました。そして、各国がしっかり対策をした上で、オリンピックが開催されたら有意義で素晴らしいことだと思います。
――(中国メディアより)郎平監督に。今回は無観客で開催されました。五輪もそうなる可能性がありますが、無観客になることへの影響やどのような対策をされますか? 今回はどんなことがテストできましたか?
郎:まずは有明アリーナはとても素晴らしい会場だと思います。1万5千人が入れると聞きましたが、本当にその人数の観客が入れるなら素晴らしいと思いますし、選手にとっても刺激になると思います。しかし、もしも無観客で開催される場合は、テレビの前の人に感動を与えられるようなバレーをしたいです。
――郎平監督に。今回、オリンピックの会場を体感する以外には、日本が中国と試合をするようなメリットは中国側にはそれほど大きくないと思うのですが、帰国後の隔離等があっても、日本とここで試合ができたメリットをどう感じていますか?
郎:中国の政策を守りながら、外国に出て試合がしたかったということがあります。コロナの影響で500日以上、自国から出ることができなかったので、外国のチームと対戦したいと思いました。また、今回日本に来て、こんなにきれいな体育館で練習と試合をすることができ、本当によかったと思います。中国チームとしても、日本チームのディフェンス力や速いオフェンスは見習うべきところだと思っています。いい試合ができてよかったです。
写真:火野千鶴
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