2021-07-03 18:54 追加
石川真佑「東京でオリンピックが開催されるのはとても嬉しい。 この状況で、自分のプレーで少しでも皆さんが元気になるように」
石川真佑囲みコメント
全日本代表 女子
バレーボール女子日本代表の石川真佑が2日、オンラインで行われた囲み取材に応じ、東京オリンピックへの意気込みやネーションズリーグでつかめた手応えについてなどを語った。
東京オリンピックという舞台に立てることには「東京でオリンピックが開催されるというのは自分の中でもとても嬉しい。
この状況ということもあるので、自分のプレーで少しでも皆さんが元気になるように。いろんな思いを背負って少しでも自分のプレーができればと思います」と慎重に言葉を選びつつ意気込んだ。
東京オリンピックでの自身の役割について問われると、「自分の役割としては、ポジションはレフトという立場。決めるのはもちろんですし、(黒後)愛さんだったり(古賀)紗理那さんだったり点数を決めてくれる選手はたくさんいる。自分の中ではサーブレシーブなどディフェンスで貢献したいですし、オフェンスももちろん点数を取りたい」と、攻守両面での役割に自負をのぞかせた。
先日までイタリアで行われたネーションズリーグでは、予選ラウンドでサーブレシーブ成功率がトップだった。これまであまりサーブレシーブが得意なイメージはなかったが、「VNLにはいる前に、チャレンジマッチで中国戦のときにサーブで崩されてしまったという自分の印象があって、サーブレシーブが返らないと自分たちのバレーができないと実感した。VNL前にサーブレシーブを意識していた。練習の成果も少しはあった。返った中で自信がついた部分もあった」と手応えをつかめたようだった。
高いブロックに対しての攻撃は、「アメリカやトルコなど高いブロックは2枚ついていても完成前に打てれば決められたが、しっかり揃ったときは課題が残った。短い期間ですが、オリンピックまでにこの課題をクリアしたい」。
自分と同じく最年少の籾井あき選手とは高校時代に対戦したこともあったが、これまであまり話したことはないという。今年から代表に入り、セッターとしてよくコミュニケーションを取っているので、自分も見習いたいと述べた。
最後に、身長が低くてバレーボールでの夢を諦めてしまいそうな子どもたちへ、「私も身長は高くないですが、工夫すればいくらでも点数を取れるし、ディフェンス面でもチームに貢献できる。身長が低いから無理というのではなく、うまくなることを考える。そこでとにかくプラスに考えていただけたらと思います」とエールを送った。
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