2021-08-21 14:48 追加
サントリー 大宅真樹主将「試合中や練習中のマサさんの立ち振る舞いを見て自分なりに真似して取り入れました」柳田将洋「ふふっありがとう」
SV男子 / 全日本代表 男子
――ファイナルに向けてですが、前のシーズンではサンバーズは3位でしたよね。
大宅:はい。
柳田:僕はいなかったですけど、そうですね。
――決勝という場所にずっと最近のサンバーズはたどり着けていなかったのですが、そのファイナルに向けて、どんなことをお互いに話し合ったりしましたか。
大宅:僕らは決勝がどういう舞台かまだわからなかったチームでしたし、僕自身もイメージはするけど、実際立ってみたら違いました。いろんな不安もありましたけど、何より勝ち続けていたのが自信になっていて、決勝もあまり悪いイメージが自分の中でなかった。それとディマ(ムセルスキー)からチームに対して、「決勝は楽しんだもん勝ちでお祭りだよ」というのを一度ファイナル前にチーム全体に話してくれて、それが腑に落ちました。「楽しまなきゃ損だよな」と思ったので、僕からはチームのみんなにファイナル前の円陣で、そういうことを意識して今日は戦おうという話をしました。
――柳田選手は海外のチームで、カップ戦で決勝を戦ったことがあったんでしたっけ?
柳田:はい。ただ、リーグとカップ戦の違いは結構あるのかなと思います。なので、僕の中ではあまり同列とは考えてないですし、カップ戦よりもリーグで勝つことの方が重要事項なのかなと思います。海外でも同じようなことを言われていましたし、ですからそこはあんまり関係はないですね。ただどの試合でも、同じような自分たちの勝ちパターンに持っていけるということは、カップ戦でもリーグでもすごく重要なことだと思っています。
昨シーズンに関して言えば、自分たちがいい形に持っていけるのはどういうときかというのをある程度想定できて、だからこそそうじゃないときに敏感に感じていたのかなと思うんですよね。
例えばフルセットになったときとか、先行されているときにどうやって修正していこうかとなってきます。そのときにイメージするのは「じゃあどういう形が自分たちにとっていい形なのか」というのが、勝ち続けることによってチームに定着していた。そこから逆算して、今から自分たちのペースに持ち込もうということができていた。それをリーグを通してできたことが、優勝につながった。最後も僕たちらしいバレーボールができたことが、優勝につながったのかなと思っています。
――前の日のセミファイナルはご覧になってたと思うんですけど、それを見て何かお互いに「こうしよう」とか話しましたか。
柳田:そんなになかったです。自分たちがやることをやるだけだというのは、たぶん僕たちだけじゃなくてチーム全体で共通認識できていたと思う。言っちゃえば(パナソニックとウルフドッグス名古屋)どっちが上がってきても、自分たちがやるバレーというのは変わらなかったと思います。もちろん相手に対してどうするという対策は立てるんですけど、それ以上に重要なのは、さっき大宅も言ったんですけど、「自分たちが楽しんで自分たちのバレーをすること」でしたね。
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