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会見・コメント

2021-09-11 18:53 追加

中垣内監督が明日からのアジア選手権前に囲み取材「石川が背中を少し痛めている。韓国とイラン、中国とオーストラリアがライバル」

中垣内監督囲み

全日本代表 男子


バレーボール男子日本代表チームが11日、12日から19日にかけて行われるアジア選手権の公開練習を行い、練習後にリモートで取材に応じた。
中垣内祐一監督からチームのコンディションやライバルと目しているチームについてなど話があった。

――明日から始まる大会についてコンディションなどをうかがいたい。
中垣内:そうですね。この大会は我々にとって世界選手権の予選として非常に重要な位置づけであります。大会の上位2チームが来年ロシアで行われる世界選手権の出場権を獲得できる。我々はぜひこの大会で出場権を獲得するという目標のもとで、チーム作りを行ってきました。

コンディションというと石川が若干背中、腰を痛めてまして、明日のスタートをどうするかというのはあります。万全であるとはなかなかいいがたいところではあるものの、一戦一戦チーム状態を上げていきたいと考えています。

――石川選手の状態は、この大会、後半が勝負だと思いますが、そのあたりでベストの状態に持っていけますか。

中垣内:スタートはこういう調子ですけれども一戦一戦調子を上げて、最後にいい状態になるように戦いたい。

――石川選手の背中の状態はそんなにひどくはない?
中垣内:今日練習しておりますので、そんなにひどくはない。

――世界選手権の切符をとるのも重要ですが、オリンピック終わってリスタート。この選手のこういう部分を見ていきたいとか、こういうところを強化したいとかあれば。

中垣内:オリンピックとポジション的に大きく変わっているのは、オポジットがまるまる二人入れ替わっている。新しく入った宮浦、大竹がどこまでプレーできるのかはしっかり見ていきたい。

それから関田がいなくなって大宅が入っています。大宅と藤井でこの大会回していきますが、そこもしっかり見ていきたい。特にその中でも宮浦、新しく入った。今までも練習生ではいましたが、西田同様上背はないですけど、非常にシャープさと良いサーブを持っていますので、アジア相手にどこまでやれるか。そこが注目点だと思います。

――世界選手権に2チーム。今後の戦いでライバルとなりうるところは? 明日のカタール戦に向けてどんな試合を見せたいか。

中垣内:今大会、イランはベストチームを送ってきてない。セカンドチームで来ている。とはいいつつもイランは自力はある。向こうのゾーンではイランと韓国が上がってくると思います。韓国はちょっと力が落ちると思うのでイランが上がってくると思います。

我々がそこまで到達するためには中国、オーストラリアと当たることになろうかと思います。ここもしっかりと乗り切るのが非常に大事だと考えています。特に中国はテストマッチで試合もしたのでメンバーはわかっている。オーストラリアはエドガーも来ていますし、手強い相手になるんじゃないかなと思います。

カタールですけど、どの大会も初戦は非常に大事。五輪後初の試合ということで、コンディションもいろいろあったりして難しいところはあるでしょうが、しっかり勝つことが大事。カタールも背の高い力を持ったチーム。油断しないで戦いたい。

写真:坂本清

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