2021-09-11 19:20 追加
石川祐希主将がアジア選手権前日の囲み「徐々にコンディションをあげてベストに持っていきたい」
石川祐希囲み
全日本代表 男子
バレーボール男子日本代表が明日12日から始まるアジア選手権を控えて公開練習を行い、練習後に石川祐希主将がリモートで取材に対応した。
――この大会に向けての意気込みを。
石川:まず合宿が再スタートして、練習していたのでその成果が発揮できる大会になると思います。
――先程監督の方から石川選手が背中を痛めているという話がありましたが、今の状態は。
石川:今日はスパイクを軽く打って、6対6にも軽く入った。明日はスタートからは行きません。その後はまだわからないですね。ここからコンディションを戻してなるべく早く復帰したい。
――背中はオリンピック中に痛めたのか?
石川:(オリンピック後の)練習中です。
――痛みは結構強い?
石川:今練習できているので落ち着いてはいます。あとはどれだけフルパフォーマンスに持っていけるか、ここからあげていくしかない。
――オリンピックの最終戦ブラジル戦が終わったばかりのときの感情は。それからどう変わってきたか。
石川:非常に悔しい気持ちです。今回のオリンピックでは決して悪いプレーではなかったですし、自分たちの持っていたものは出せたが、それでも負けてしまったので力不足だった。もっと強くなれると感じた一戦だった。世界で勝っていくためにはこのアジア選手権では優勝しないと世界と互角に戦っていけないと思うので、課題、ブロックだったりサーブのディレクションを練習してきたのでそれを発揮していきたい。
――宮浦選手が今回入ったメンバーで、連携の部分、1本目落とされたときの確認など、チームとしてどう対応していきたいか。
石川:オリンピックで戦った以外の数名も入ってますが、そういった選手ができるだけ早くなれられるように練習をしていました。システムもそういった選手は頭に入ってないことはないんですけど、まだ対応できてないところはあるので、試合の中で少しずつチームのシステムをマッチさせていきたい。それができれば宮浦選手も非常に力を持っているので、いいバレーができるのではないかと思っています。
――オリンピックを通して世界のバレーのトレンドがこう変わってきた、それに対してこう対応しないといけないと感じたところは。
石川:サーブで攻めてブロックで点をとるチームは多い。僕たちはブロックがよくはなかったのでアジア選手権でそこは練習してきましたし、またサーブのコースですね。ただ強いサーブを打つだけではなくて、ショートサーブだったりしっかり狙ったところに打つというのが足りなかった。そこをオリンピック後に取り組んだ。世界も強打ばかりでなく、フェイントプッシュで点を取る流れになってきていると感じている。そういったところは日本の選手も取り入れているところ。まずはブロックとサーブを強化できれば面白い勝負ができると思います。
写真:坂本清
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