2021-09-22 16:09 追加
久光が会見 長岡望悠「VNLは手術した方と逆の膝を傷めて出場できなかった。うまく付き合いながらバレーを続ける」
久光 21-22シーズンリモート会見
V1リーグ 女子
久光スプリングスは22日、21-22シーズンVリーグに向けてのリモート記者会見を行った。
初めにSAGA久光スプリングス代表取締役兼GMの萱嶋章氏から会社方針について説明があった。
同氏は地域社会の中で貢献できる存在になるためにMVV(ミッション、ビジョン、バリュー)という3つの方針で活動を行うこと、アカデミー事業、2023年リーグ終了後に佐賀県鳥栖市に活動拠点を移すことについてとその施設内容、SDGsへの取り組みなどについて話し、選手、スタッフ紹介の紹介もあった。
続いて酒井新悟監督より、今シーズンのチーム方針について説明があった。
「共有」をキーワードにチーム内でコミュニケーションを図り、昨シーズンの「最後の1点がとれない」「フルセットを勝ち切れない」といったことを克服。技術面ではブロック&ディグ、2本目の精度にこだわることなどを重視し、日本一奪還を目指したいとした。
その後、出席した3選手もコメント。
戸江真奈主将は、「夏場は個々のスキルアップに取り組んできた。昨シーズンは(8位という成績で)悔しい思いをしたので、一人ひとりの個性を活かし、視野を広げて取り組みたい」と話した。
東京で2回目の五輪を経験した石井優希選手は、「五輪など長く代表活動してきた中で日の丸を背負って戦ってきたことを久光に還元し、日本一の奪還を目指したい」と話し、「東京五輪の結果は目指していたものとは違った。その悔しさを久光の試合で埋めることができれば」と今季への意気込みを表現した。
同じく代表経験の豊富な長岡望悠選手は、「体は順調につくれているので、新しい自分をコートでお見せたい。積み重ねてきたこと、取り組んでいることを発揮し、最大限の貢献をしたい」と話した。また、「日本代表で帯同したVNL(ネーションズリーグ)は、同時期に手術した方と逆側の膝を傷めてしまい、コートに立つことができなかった。現在はチームに支えてもらいながら、注射でできる治療を定期的に行っており、怪我とうまく付き合いながらバレーをしていきたい。同時に体のバランスを整え、強化しながら、膝に負担をかけないように徹底しているが、徐々に手応えも出ているので、開幕を楽しみにしている」と怪我の状態についても明かした。
久光の開幕初戦は10月16日となり、ホームのSAGAプラザ総合体育館(佐賀県総合体育館)で日立と対戦する。
写真提供:SAGA久光スプリングス株式会社
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