2021-10-09 18:35 追加
関西大学秋期リーグ開幕 男女共連覇狙う近畿大と帝塚山大が2連勝 府立体育館初開催
大学バレー 女子 / 大学バレー 男子
チーム全体底上げで連覇目指す近畿大が2連勝
開幕2連勝を飾った近畿大学の光山秀行監督は
「2試合とも出場登録メンバー全員が出た。普段の練習からレギュラーを固定せずにBチームでもレギュラーをとってかわるという様に取り組んできていた」
と手応えを感じていた。
近畿大の開幕2連勝に貢献した1人が、江崎闘愛(近畿大4年)。肩回りの柔らかいスパイクフォームが特徴の江崎は、2試合で計5セット出場し、30点(アタック25点、ブロック1点、サーブ3点)と今年も存在感を見せた。光山監督は「(期待通りの活躍?)そうですね。江崎は4回生なんで、頑張ってもらわな」と信頼を寄せていた。
近畿大は10月9日に天皇杯予選、10日にリーグ戦に臨む。
光山監督はコロナ禍で公式戦が行われないのを逆に活用して、練習でチーム全体の底上げに取り組んできた。
「早稲田大学もそうだけど、日本一のチームと一緒に普段から練習している学生たちが、一番良い練習をしている。近大でもレギュラーを固定せずに、すぐにレギュラーがとって換わるような雰囲気作りをしてきた。どの選手が出ても勝てるというところで、この2試合は全員が出て勝つこともできた。逆に、レギュラーと違うメンバーが出た方が良いバレーをすることもある。コロナ禍で普段試合ができなかったからこそできたことでもあります」
バスケとの”二刀流”フランシス活躍

スパイクを打つ、バスケ部との二刀流で話題の近畿大学フランシス(写真提供:関西大学バレーボール連盟)
一方、昨年、バスケ部との二刀流で共にリーグ戦制覇に貢献という離れ業を演じた、話題のコンゴ人留学生フランシス・ムヤカバングは、ミドルブロッカーで出場し勝利に貢献した。
「もちろん活躍はしましたが、フランシスはまだまだ勝負感、試合の経験が無い。ブロックに跳んで腕に当たって止まるけど、だいたいブロックアウトにされてしまうことがまだ多い。ピッチングマシーンでいくらホームランをいくら打てても、というところです。去年から数えても彼はまだ公式戦の出場が10試合くらいだろうから、これから経験を重ねることで慣れていくと思います」(光山監督)
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