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インタビュー

2021-10-21 17:42 追加

ミハウクビアクが語るあの芸術的な技の源と東京五輪「父がすべてを教えてくれた」

SV男子

――シーズンの途中で、クビアク選手の得意技である相手ブロックにボールを押し当てて外に出すプレーが、チャレンジシステムによって最後に触ったのがクビアク選手と判定されて失点になってしまう場面がありました。イタリアリーグでも問題になってたみたいなんですが、ファイナルではその技をやらずに両手でプッシュして得点に変えていましたが、そのあたりを。

クビアク:全体的に言うと、シーズンの途中でルールを変えるのはどうかと思います。シーズンの前に、このルールはこうだと皆が思っていたので、誰かが途中で「これはどうなのか」と言って変えるのは違うと思います。個人的には、両手を使ってプッシュするのはバレーとは思ってなくて、ハンドボールとバスケットボールが混ざって、それをバレーボールのコートの中でやるという感じなので、正直片手だけでも威力がないと思ってるんですけど、それが両手になると、もうやらないほうがいいと思います。

なぜ審判がその変更にオッケーしたのかは、謎であります。さっき言ったとおりシーズンの途中でルールを変えるのはおかしいと思いますが、それが理由でファイナルに負けたというのも違う。だから、ファイナルを負けて、言い訳を言おうと思えばいっぱい言えるんですけど、負けたのは負けで、負けたのが悪い。

――クビアク選手のホットな戦い方について、意識的にチームを盛り上げようとしてやっているところはありますか?

クビアク:毎回そういうことをするときには、一番強い選手にやっています。弱いと思ったらそういうことはしないですけど、強い選手にはやります。いい方向に行くか、悪い方向に行くかはその選手次第なので、話すのは悪いことではないと思いますし、スポーツの中でそれも一つの戦術・戦略と思うので、話すのは止めないほうが良い。バレーは選手たちの間にネットがあるので、もちろん殴ったりするのはだめですけど、話すだけなら大丈夫だと思います。

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