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インタビュー

2021-10-21 17:42 追加

ミハウクビアクが語るあの芸術的な技の源と東京五輪「父がすべてを教えてくれた」

SV男子

オリンピックで、優勝候補だったポーランドは準々決勝で破れて5位。クビアクは五輪直前に故障して悔いが残る大会となった。

――改めて東京オリンピックについて。無観客でしたし、クビアク選手はコンディションが万全ではありませんでした。オリンピックに向かう前のインタビューであなたは、「オリンピックは私にとってすべて。これが人生最後のオリンピックになるだろう」と言っていました。「オリンピックは特別な大会で、この大会だけメダルを持っていない」とも。

クビアク:今回のオリンピックは人生の中で一番きつい大会だったと思います。本当に予想外のことがたくさんありました。最低メダルはとりたかったんですけど、その願いはかないませんでした。そのことは今も悔しくてなりません。

選手村に入る二日前に背中を痛めました。キャンプ地の高崎でウェイトをしている時に、背中になにか違和感を感じました。ポーランドの代表のドクターの先生と日本の荒木先生という方がいるんですけど、ふたりともなんとかして私をコートに立たせようと努力してくれたのですが、残念ながらそれは大会始まるまでにはできませんでした。最善の体調ではプレーできなかったのはすごく残念です。でも、本当に(オリンピックで)メダルはとりたいので、体が許すのであれば、パリ五輪も目指していきたいと思っています。

――VNLもオリンピックも無観客でした。欧州選手権でもそうでしたが、昨日、今日と満席の観客の中でプレーして感じたことは?

クビアク:観客がいることって非常に大事だと思う。選手たちも楽しみながらプレーしていると思います。コートに立ってるときは劇場にいるような感じ。私達はパフォーマーで、観客席に誰もいないと、本当につまらない。ですから、観客がいることは本当に楽しいです。

取材:中西美雁
写真:縞茉未、FIVB
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