2021-12-27 07:00 追加
V1女子がファンフェスタを開催。長岡望悠「いつもと違う選手たちの姿を見て、ファンの方々に楽しんでもらえていたら嬉しいです」
V1女子ファンフェスタ
SV女子
12月26日に所沢市民体育館(埼玉県所沢市)にて、バレーボールV1女子の選手たちによる「2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 ALL STAR in TOKOROZAWA 女子ファンフェスタ」を開催。各チームからVリーグ推薦とファン投票により選出された選手たちがTeam レッド、ブルー、イエローの3チームに分かれてゲーム対決など対抗戦を行い、会場に訪れたファンを楽しませた。
イベントは「第1部 チーム対抗ゲーム対決!」「第2部 プレイバック春高!」「第3部 BABY BASKETBALL」「第4部 リレーde玉入れ」の4部構成。
第1部のゲーム対決ではクイズバトルとイラスト伝言ゲームを行った。クイズバトルではクリスマスや開催地の所沢市にちなんだ問題などが出題された。イラスト伝言ゲームは各チームから6人が1人ずつお題に沿ったイラストを描き、次の人はそのイラストを見て、お題を想像してイラストを描くことを繰り返し、最終的にお題が何であるかを当てるというもの。
Vリーグキャラクターの「ブイリー」がお題だったTeamレッドだが、6人目の長岡望悠選手(久光)は「ウサギ」と回答。
第2部は年明け1月5日から開催される春の高校バレー(春高)とのタイアップ企画で、同大会に出場経験のある選手たちが登場。当時の思い出を語ったり、押しボタン式のアンケート調査を行った。中でも注目されたのは「春高出場時に恋人がいたか?」の質問で1人だけボタンを押したTeamブルーの白井美沙紀(東レ)選手。どうやら同じチームの古賀紗理那選手(NEC)と高相みな実選手(PFU)に押すように言われたということだったが……?
その白井選手は正解すればチームにポイントがもらえるボーナスクイズにチャレンジ。クイズは顔が隠された東九州龍谷高・背番号2の選手の3本の映像から鍋谷友理枝選手(PFU)の高校時代を当てるというもので、当時の春高を見ていたという白井選手は見事に正解! ちなみに残りの2本は同じくこのイベントに参加していた及川真夢選手(岡山)と中川美柚選手(久光)の映像だった。
第3部は揺れると赤ちゃんの泣き声がするボールをいかに泣かさずにゆりかご(ゴール)に持って行くかを競う「BABY BASKETBALL」。「世界ゆるスポーツ協会」が考案した競技で、強く投げたり落としたりするとボールが泣いてしまうので、「世界一優しさが求められるスポーツ」といわれているのだとか。ここでは石井優希選手(久光)、山岸あかね選手(埼玉上尾)などが出場したTeamイエローが2勝した。
第4部「リレーde玉入れ」では、各チームの全選手が登場。全員でバレーボールをパスでつないで、ボールかごに入れる数を競った。
すべての競技を終え、いよいよ結果発表。Teamブルーが優勝し、イベントを盛り上げた白井選手がMVP賞を獲得した。また、Teamイエローからは山岸選手、Teamレッドからは石川真佑選手がMIP賞を受賞した。
イベント終了後には長岡選手と石川選手が囲み取材に応じた。長岡選手は「寒い中、たくさんのファンの皆さんに足を運んでいただき、とても嬉しかったし、いつもとは違う選手たちの姿をお見せできたかなと。楽しんでもらえていたら嬉しいです」と話した。Vリーグのファンイベント初参加の石川選手は「普段話す機会のない選手とコミュニケーションをとる機会になりましたし、ファンの方々にも選手のいろんな面を見ていただけたのではないかと思います」とコメント。また、自チームのキャプテン・白井選手が場を盛り上げる様子を見て、「美沙紀さんは他チームのいろいろな選手がいる中でも普段と変わらず、コミュニケーションのとり方が上手でさすがだなと思いました」と感心している様子だった。
その後、Vリーグ後半戦に向けての記者会見も行われ、YouTubeでも配信された。会見ではイベントに出場した選手の中から各チーム1名ずつが今後に向けての抱負を語った。
V1女子の年明けのリーグ第1戦は1月8日。広島グリーンアリーナ(広島県)にてJT対日立Astemo戦が行われる。(V1男子と共催)
写真:堀江丈
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