バレーボールV.LEAGUE DIVISION1 WOMENは16日、サイデン化学アリーナ（さいたま市記念総合体育館／埼玉県）、ジップアリーナ岡山（岡山県総合グラウンド体育館）など4会場で試合が行われた。（大田区総合体育館で開催を予定していたNEC対久光はNECの選手、スタッフに新型コロナウイルス陽性判定者が出たため中止）

　前日、ホームでKUROBEに3-1で勝利した埼玉上尾は第2戦、佐藤優花らの活躍でストレートで快勝し、10勝目を挙げた。愛知では前日に東レにストレートで敗れたホームのトヨタ車体が第2戦は大川愛海の2本のサービスエースなどの活躍があり、第1セットを25-19で奪取。しかし、第2、第3セットは東レがクラン・ヤナ、石川真佑を中心に攻めて連取する。第4セット、後がなくなったトヨタ車体はハッタヤ・バムルンスックのブロックや、大川のサーブなどで得点を重ね、24-22と先にセットポイントを握るも逆転され、26-24でこのセットも東レが連取し、3-1で勝利。トヨタ車体はあと1歩のところでフルセットに持ち込む機会を逸し、ホームで念願の初勝利はならなかった。

　15日、ホームでフルセットの末惜敗した姫路は第2戦、デンソーから1セットを奪うも1-3で敗れた。デンソーは11勝目。前日ホームでPFUに1-3で敗れた岡山は第2戦、つい10日前には春高に出ていた内定選手の佐伯亜魅加（松山東雲高在学中）がVリーグデビュー。会場が拍手で沸き立つ中、活躍を見せた。試合は各セット接戦となるも、岡山がストレートで勝利した。

　次週は北海道、茨城、三重、兵庫、福岡で試合が行われる。埼玉で予定していた埼玉上尾対NECは中止となる。

【順位】
1　JT　15勝1敗44P
2　東レ 13勝3敗40P
3　NEC　11勝3敗31P
4　デンソー　11勝5敗31P
5　埼玉上尾　10勝6敗31P
6　久光　9勝5敗29P
7　PFU　9勝7敗25P
8　日立Astemo　6勝10敗18P
9　岡山　4勝12敗14P
10　姫路　4勝12敗13P
11　KUROBE　2勝14敗5P
12　トヨタ車体　0勝16敗1P

写真：黒羽白、(c)V.LEAGUE