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会見・コメント

2022-01-20 16:23 追加

VC長野 藤中颯志「大学の後半は無観客だったり開催されないことも多かったので、観客の応援の力をすごく感じだ」山岸隼「Vのほうがブロックシステムなどが固かった」V1男子会見

SV男子

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●松本監督
 皆さんご存じだと思うのですが、レギュラークラスにいた選手たちがチームから離れるということもありまして、今は内定選手が多く出る状況での試合になった。チームを完成させる、完成させる全然手前なんですが、準備も難しい中、先週の大分三好戦と今日のFC東京戦を迎えた。1セット目は詰めの甘さ、連携が上手く行かないところもあって、リードはしていたんですがセットを取り切れなかったのが1番のポイントかなと思っています。
 そこで流れを大きく失ってしまったのですが、3セット目は本当によく回復してセットを取ってくれたかなと思っています。その部分が昨シーズンとはちょっと違うチームになってきたかなと思いますので、これから練習をして経験を積んでチームが完成に近づいていけば1セット目も取り切れるようになったりとか、2セット目もそれで取れたり、試合を勝ち切れるチームになっていくと思います。

――先週、大分三好戦にて今シーズン初勝利しましたが、天皇杯が終わってから年明けにかけて修正してきたことは?

 私自身が監督になって間もないこともあるので、まずはチームでやっていた昨シーズンまでの戦い方、システムをぜんぶ吸い上げてドキュメントにして、選手にも共有しスタッフにも確認ができるようにし、内定選手にも落とし込んでいっている。落とし込みながら練習で作り上げている所なので、ちょっと話は脱線するかもしれないですが、試行錯誤しながら作っている状況です。当然ミーティングもやりますし、練習の中で確認しながら。VC長野は他のチームとは同じような毎日練習が出来ないので、少ない時間限られた時間の中で確認が多くなりますかね。

――退団を発表した選手たちは、もうチームにはいない?

 そうですね。発表前から練習には来ていないです。VC長野の場合だと、基本的に地元の企業に勤めつつフルタイムで働いて終わってから練習になる。3人は地元にいるのですが、練習には出ていない状況です。

――発表があって、試合での影響などは?

 新人が合流するまでは、人数が多いチームではなかったので、減ってしまってなかなかAB戦をやるのも難しい状況だったので、全く影響がないということではなかった。幸いにも、その頃には大学生たちが冬休みに入って練習に来てもらえるようになったので、良い意味で新人を割り切って早く使うことが出来たかなと思っています。
 ただやはり年内、主力で作っていた選手たち、リーグ戦を通して成長していってくれたかなと思っていたのですが、その選手たちが抜けてしまったのは大きい穴だなと思っています。

――その状況の中、今日は3セット目を取れたが。

 1セット目に関しては、連携の部分が上手くいってなかったのがあると思います。2セット目の中盤以降でミドルの三輪を使っていって、3セット目も三輪が良いところでブロックを出してくれたり、スパイクを決めてくれたので、技術的な面でチームに大きく貢献してくれたかなというのがあります。
 ただ先週、大分三好戦ではかなり三輪のアタック決定率が高かったんですけど、今週は三輪も山岸も合流して間もないということで、今週はコンビを合わせる時間がなかったので、その部分が今日イマイチだったかなと。アタック決定率、コンビが合わなかったのが惜しまれるところです。先週はあれが全部決まっていたので、そもそも今日は合わなかったので、合えばという感じですね。

写真:火野千鶴

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