2022-01-22 13:19 追加
KUROBE・道下ひなの「スピードのある攻撃で相手を崩したい」、埼玉上尾・椎名真子「高さのあるプレーを前面に出していけたら」 V1女子会見
1月16日 埼玉上尾対KUROBE 会見コメント
SV女子
1月16日にサイデン化学アリーナ(埼玉県)で行われたV1女子、埼玉上尾メディックス対KUROBEアクアフェアリーズの試合後の記者会見コメントをお届けする。
埼玉上尾 3(25-14、26-24、25-12)0 KUROBE
●道下ひなの選手
昨日の試合を終えて、自分たちの修正点として相手のロレンネ(ティシェイラ)選手の決定を少しでも抑えるようにブロックのシステムとレシーブの連携をしっかりとろうということと、サーブをもっと強く打つことをみんなで確認し、それを意識して試合に臨みました。でも、逆に相手に軟打でラッツ(メレーテ)を崩す展開を多く作られてしまい、なかなか課題を克服できず、いい流れを作れないまま終わってしまい、残念な結果となってしまいました。
ーーラッツ選手が入っている時に狙われてしまうという部分については、どのような対策をされていますか?
道下:2セット目と3セット目の間のセット間に「ラッツは決めてくれる役割だから、それに集中できるように、拾うのは日本人選手でカバーして、つないでラッツに持っていこう」とみんなで話して、そういう展開を作ろうとしていました。逆にラッツが入っていない時はビム(コクラム)がサーブで狙われたりするので、そこをバックでカバーするなど、外国人選手を日本人選手がレシーブでどれだけカバーできるかというところは試合で大事な点だと思います。
ーー今日の試合に限らず、ご自身は今シーズン、アタック決定率が上位(1月16日現在6位。日本人では3位)に位置していて好調ですが、その要因は?
道下:Aパスが入った時にセッターがいいトスを持ってきてくれて、自分が決めやすい展開を作ってくれていることと、打数が少なく、決定率が上がりやすい立場ではあると思っています。自分の特徴として、スピードのある攻撃を仕掛けられる自信があるので、相手に対策されても、ブロードが通用しなくなったら速攻で決めるなどで相手を崩すことができれば、上位を保つことができるのではないかと思っています。
ーー今シーズンはこの結果に結びつけるためにどのような努力をされてきましたか?
道下:アナリスト兼コーチの宮脇(裕史)さんがチームに来てから、ミドルのトランジション参加がこのチームの課題だと分析しているので、サマーリーグの終わりあたりからかなりトランジションの攻撃を意識してセッターと合わせることをやってきました。それがリーグにつながっているのかなと思っています。
ーーブロックについては今シーズンの手応えはいかがでしょうか?
道下:ミドルの中では高さで劣るので、ブロック決定本数は少ないのですが、チームを助けられるブロックタッチを意識しています。そことバックの連係ができている時はいいバレーができていると思います。対角の細沼(綾)は逆に決定できるブロック力がある(1月16日現在、ブロック決定本数2位)ので、自分は決定には欠けても相手のスパイクの威力をブロックタッチにして、相手にストレスを与えられる存在になれればと思っています。
ーーいちばん得意なプレーは?
道下:ブロードがいちばん好きです。
ーー現在の課題は?
道下:先ほどお話ししたブロック決定本数が少ないことと、サーブを打った後、レシーブで狙われてしまうので、相手に決められないように、後ろでも貢献できたらいいなと思います。
ーー来週の姫路戦に向けて。
道下:姫路さんはフルセットの試合が多く、粘り強い印象があります。埼玉上尾さんと同じように外国人選手にパワーがあるので、そこをいかにおさえられるかということと、粘り強い分、1本で決まると思わずに、相手を崩せるスパイクを打って、チームに貢献できたらいいなと思っています。
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