2022-01-22 13:19 追加
KUROBE・道下ひなの「スピードのある攻撃で相手を崩したい」、埼玉上尾・椎名真子「高さのあるプレーを前面に出していけたら」 V1女子会見
SV女子
■埼玉上尾メディックス
●アントニオ・マルコス・レルバッキ監督
昨日の試合に関しては、試合勘を取り戻す日という感じでしたが、今日はすっかり取り戻してサーブで崩すことができたと思います。2セット目は1セット目、簡単にとってしまった分、わかってはいても精神的に油断があり、サーブレシーブのミスから相手に崩されるきっかけを作ってしまいました。昨日は相手にブロックを何本も止められましたが、今日に関しては工夫して打ち分けができていたと思います。
ーー2セット目の後半で佐藤優花選手と椎名真子選手を交代しましたが、その意図は?
マルコス:佐藤が3本サーブレシーブでミスをしたため、椎名に交代しましたが、椎名も入ってすぐにパスミスをして、計4本サーブレシーブで点をとられてしまいました。サーブレシーブも交代の理由のひとつでしたが、もうひとつは椎名は身長があるので、ラッツの高いブロックにどう打破するか考えながらプレーすることはいい経験になると思いました。与えられたチャンスの中で椎名も対応してくれたと思います。
ーー椎名選手の評価は?
マルコス:今日のプレーに関しては評価しています。彼女は面白い選手で、アウトサイドヒッターとしては比較的大きく、若さもあり、打点の高いところから打てます。昨日の会見でも話しましたが、日本のバレー界は大きい選手を育てていく必要がある。そういう意味でも彼女に試合を経験する機会を与えたいと思いました。控え選手はコートに立たないと成長できないと思うので、選手として成長するためにも機会を与えなければならないですし、彼女はその機会をうまく活かして活躍できたと思います。
ーー第3セットは特に、真ん中からのバックアタック(パイプ)を多く使われていましたが、そこは強化してきた部分なのでしょうか?
マルコス:パイプはずっと練習していますが、年末年始は特に意識して取り組んでいました。両サイドのブロッカーがパイプを見せることで真ん中をマークするようになります。特にKUROBEは両サイドにいいブロッカーがいるので、クイック、パイプは重要だと考えました。
ーー来週の試合(ホームゲーム)が対戦相手の新型コロナ陽性者発生により中止となりました。試合のなくなった週はどんなところを強化していきたいと考えていますか?
マルコス:試合がなくなったことは本当に残念です。翌週の試合がなくなり、次の試合まで2週間空くことでまた試合勘が鈍る可能性があります。水曜日から練習再開予定ですが、強度を上げていくことが大事になると思います。リカバリーを入れつつ、試合が近づくにつれて、本番で力の発揮できる状態にしていけたらと思います。
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