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会見・コメント

2022-01-26 18:33 追加

日立Astemo・野中瑠衣「全員で戦うって、こういうことなのかなって」、東レ・白井美沙紀「石川真佑とクラン・ヤナにボールが集中している」Ⅴ1女子会見

1月22日 日立Astemo対東レ 会見コメント

V1リーグ 女子

1月22日に日立市池の川さくらアリーナ(茨城県)で行われたバレーボールV1女子、日立Astemoリヴァーレ対東レアローズの試合後会見コメントをお届けする。

日立Astemo 3(25-23、25-23、21-25、27-25)1 東レ

■日立Astemoリヴァーレ

●長内美和子選手

今シーズン、サイドが決めきれずに負けた試合が何試合もあって…その悔しさっていうのが今日のこの試合に出せました。サイド全員がしっかり決めきることができたと思います。最近の練習でもディグから自分たちの流れができているので、ヤナ選手のスパイクを一本でもいいから拾おうって。今日はそこから自分たちがしっかり決める試合展開にできました。明日もサイドはフルスイングでしっかり決めきれるように頑張ります。

●オクム大庭 冬美ハウィ選手

「ディグから流れを作る」というのが自分たちの頑張ってきていることです。練習では他にもブロックフォローだったり、全員でアタッカーを打たせることを重点的にやってきました。それが今日できたので、アタッカーも思いっきり打てたし、ラリーに持ち込めるところがあったから勝ちに繋がったのかなって思います。途中から出る機会が多いのですが、出てすぐに活躍することがあまりできていませんでした。今日は1点目からしっかり決めきれて、自分のリズムも上手く作れました。これを続けて明日も勝ちたいと思います。

●上坂瑠子選手

1週間試合が空いて、その期間チーム全体でブロックとディグの関係を強化してきました。その結果が今日、しっかり試合で出せたのでそこは良かったです。でも、やっぱりまだ連続失点だったり自分たちのミスが先行してしまう場面もありました。誰か一人に任せるんじゃなくて、サイド全員で攻撃に参加したり、呼ぶ声だったり、助けることができると思います。サイド陣は明日もブロックを利用したスパイクなどを打って頑張って勝っていきたいと思います。

●野中瑠衣選手

先週1週間、今週に備えた練習をしてきました。ミドルや得点源の選手を抑えて、最後ヤナ選手にボールが集まったところを拾って仕留める。練習してきたことが試合で活かせたと思うし、コートの中もベンチも一緒になって、最後はやっぱりチーム力で勝てた試合だったのかなと思います。個人的にもコンディションが上がってきましたので、途中からでも最初からでもしっかり自分のやるべきことを出していけるように、明日どういう状況でもしっかり結果を出して2連勝できるように頑張りたいと思います。

ーー長内選手に。皇后杯で対戦した時の東レの印象と、そこからの対策について。

長内:皇后杯では自分たちのやりたいことができないまま試合が終わってしまったっていうのがあって。相手にどうされたとかではなくて、自分たちのミスが先行してしまいました。今日の試合はまず相手の日本人選手の決定打を減らす。最後、(クラン)ヤナ選手にボールが集まった時にディグで頑張ってつないで、そこで最後決めきるっていう練習をしてきたので、その形が出たと思います。

ーー今シーズンのここまでの手応えは?

長内:年明け、JT戦の2日目ぐらいからチームとしても個人としてもどんどん上がってきてるような感覚はあります。これから後半に入りますけど、さらに上がっていけるように一戦一戦全力で頑張りたいと思います。

ーーJT戦の2日目について。2セットを取られたところから2セットを取り返しました。第3セットになにかきっかけとなることがあったのでしょうか?

長内:個人的にはずっと練習してきた「ブロックを使って決める」スパイクだったり、「長い所に打って決める」スパイクだったり、あの試合から自分のスパイクの選択肢がすごく増えて…。今まで力ずくで無理に打っていたところをもっと自由に選択肢を拡げてプレーできたっていう手応えがすごくありました。チームとしてはディグから流れが来るっていうのを感じていたと思います。

オクム大庭:JTさんに2セット先取されて、エースのドルーズ(アンドレア)選手がベンチに下がりました。そうなったことに対して「絶対負けたくない」っていう気持ちがあって、その気持ちを全面に出して戦えたところも大きいかなと個人的には思っています。そこでレシーブの粘りだったりというのも出て、あの試合は最後まで引っ張れたかなと思います。

ーーリヴァーレの試合は「惜しいけどあと一歩届かない」ことも多くあると思うのですが、今日の試合は勝利を確信させるような安定感がありました。JT戦からの自信なのでしょうか?

オクム大庭:それもありますし、試合の中で何をするか、という意識ですね。この試合はこうしよう、それぞれが「私はこれをしなきゃいけない」っていうことを今日はみんながわかっている感じがしていました。練習してきたそのことを、試合で出せた。だからいつもだったらバタバタするところで切り替えができて。「次はこうしよう」っていう修正がコート内でできたのが良かったと感じました。

ーー具体的にはどういうところでしょうか?

オクム大庭:相手アタッカーの対策をしていても試合になったら警戒しているところに決められてしまったりだとか、この場面でのブロックはクロスに跳びましょうと決めていても、実際は思いっきり跳びに行けずに打たれてしまったり。今までそういうのが結構あったと思っています。でも、今日は思い切って場面ごとの対応を変えることができたかな、と。クロスに行くならはっきり行こう、しっかりフォローをしよう、最後は打ちきろう、と。そういう感じですね。

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