2022-01-29 06:00 追加
東レ・小川愛里奈「Bパスからでもコンビが使えるようになったことが大きい」、日立Astemo・多治見麻子監督「相手が修正してきた中で後手後手になってしまった」 V1女子会見
V1リーグ 女子
ーー小川選手に。今日のご自身のプレーの手応えは?
小川:自分自身ではあまり納得はしていないのですが、昨日は大事な場面での被ブロックが多くて、相手に切り返される展開になってしまっていたので、今日はいかに本数が限られた中で相手に印象付けられるかを意識して、とにかく下に打たずに長めのコースだったりとか、そういうので打ち方を工夫してやっていきました。
ーー今日は決定率が77.8%と高かったですが、相手との駆け引きでうまくいった部分は?
小川:今日はブロックアウトで相手の手を利用して打てることが多かったので、そこはよかったのかなと。でも、ブロックがしっかり付いたときにもう少し長いコース、クロスだったり、ストレートだったり、コースの打ち分けがもう少しできたらいいのかなと感じています。
ーー相手に攻撃を印象づけるためには、具体的にどうすればいいと思いますか?
小川:前衛に上がったら、AパスでもBパスでもコンビを使ってくるんだという印象だったり、あとは前に来たら嫌だなと思ってもらえるような攻撃ができるように頑張っていきたいと思います。
ーーちなみに、V Cupの頃にやっていたオポジットの練習はまだしていますか?
小川:今はしていないです…(笑)
ーー引き続き、小川選手に。今シーズンはアタック決定率が1月23日現在5位(日本人では2位)、サーブでも今日の試合は連続サービスエースがあり、サーブ効果率も上位(1月23日現在8位)にいます。この好調の要因はご自身ではどのように分析されていますか?
小川:昨シーズンは土曜日は試合に出て、日曜日は出なかったりとか、コンディションの部分もありました。今季は全試合出場させていただく機会があって、その中でコンビの精度だったり、ブロックの関係だったり、そこを意識してリーグに臨んできました。今はBパスからの攻撃もセナ(関)とコンビが合ってきて、自分は攻撃面を持ち味としたいので、攻めてやっていきたいと思っています。
ーーコンスタントに試合に出られるようになったことと、関選手とのコンビが合ってきたことが大きかったのでしょうか?
小川:はい。もともと合わないわけではないんですけど、さらに質を高めて、Bパスからでもコンビが使える展開に持っていけるようになったことが大きいのかなと思います。昨シーズンはAパスが返った時に使ってもらうことが多かったのですが、今はどんな状況でも持ってきてくれるケースが多いので…。
ーー関選手としても、小川選手との信頼関係がこれまでのシーズンよりも今シーズンは高まっていると感じていますか?
関:そうですね。愛里奈さんが決めてくれないとチームは苦しい部分があるので、そこはコンスタントに使っていきたいということと、パスが崩れたところでも使えるコンビを作っていこうというところはずっとやってきたので、それがリーグを重ねていくにつれて少しずつできてきているかなと思います。
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