2022-02-05 06:50 追加
FC東京・手原紳「土曜日の試合の中で対策ができるのがいいチーム」V1男子会見
SV男子
●手原紳選手(セッター)
今日の試合の0-3の結果を受け止めて、その辺りを意識してやらないといけません。
僕たちのバレーをやれていないところをもう一度考えてやっていかないといけないかなと思います。
●谷口渉選手(リベロ)
向こうがいいサーブを打てていたというのもありますが、それを我慢できなかったのが敗因だと思います。
途中で我慢しないといけない場面で我慢が全然できませんでした。明日はこの結果をしっかり生かせるようにやっていきたいです。
――手原選手に。第1、2セット相手のサーブで崩されましたが、セッターとしてやれる選択肢が減ってしまった印象か?
手原:その状況でもトスは上げないといけないですし、選択肢の持てるものを供給できればその悪い状態からでも(スパイクを)打ち切れる可能性があります。
リバウンドを取る等選択肢を持てるようなものを上げないといけないのでその点を意識しています。
あとはリベロを中心に一生懸命古賀(太一郎・リベロ)さんがいない中でやってくれています。その辺りのフォローを(セッターとして)やらないといけないと思います。
――外から見ていた第3セット(玉宅健太郎選手がセッターとしてプレー)は接戦に持ち込めたがどのような点が改善されたか?
手原:セットの序盤でサーブをきっちり上げてゲームメイクをしていかないといけない中で、第3セットでようやく修正ができたと思います。
それはもっと前に修正していく必要がありますし、時間が2セット分かかっていることは修正という意味ではできていますが時間がかかりすぎというところがあります。
もう少し早く修正できれば早めに接戦の展開に持ち込めたと思います。
――今後に向けてどのように戦うか?
手原:相手ありきで対策をしてどういう風に組み立てをするかというのももちろんありますが、自分たちのバレーボールスタイル、チームカラーを確立しないといけないと思っています。
相手がどうしたからという理由でクイックが少ないというわけではありません。サイドがしっかり打ち切れるということで選択をして上げています。
その中で自分たちがスタイルを貫き続ければ、次の展望が見えてきます。この試合は栗山選手が機能していない面があり第3セットでようやく機能し始めました。
先程言ったようにそもそも(修正が)遅いです。
FC東京は土曜日は良くなくても日曜日は良いといわれていますが、負けているほうは対策をして、勝ったほうは特に新しい対策をしているわけではない状況下ということもあるので、それ自体が良くないかもしれません。
土曜日の試合の中で対策ができるチームがいいチームで、それが遅いのは本当によくありません。
――谷口選手に。第1、2セットサーブで相手に崩されたがリベロとしてどのようなプレーをしようと思ったか?
谷口:第1、2セットは両サイドの選手が狙われていて、(位置をずらして)カバーをしていましたが、サイドの選手が頑張ってもらわなければいけないゾーンでやられていました。
そこは頑張ってもらうしかありません。第3セットはローテーションをずらして、(サーブとレシーブフォーメーションとの)当たりを変えられたのでそこがちょっと嵌って途中までいい展開にもっていけました。
――ジェイテクトのサーブが良すぎたという感じか?
谷口:ジェイテクさんのサーブは良かったですが、ズルズル引きずったところがあります。押されてそのまま受け身に入ってしまいまい流れを持っていかれました。
――チーム事情で本来のアウトサイドヒッターからリベロでプレーしているが、サイドとリベロとしての違いはあるか?
谷口:サイドの時は自分の任されたところを上げてスパイクに行くという感じでした。リベロをやりだしてからは指示もしないといけないです。
イージーサーブが来たらみんながスパイクに入りやすいようにカバーをするところが大きく変わったところです。
――第1セットでは誰がレシーブを取るか迷っている場面があったが?
谷口:後ろを守っていたので早めに声をかけることができれば状況は変わったと思います。その点は自分のミスだと思うので今後は早めに手を打てれば良いです。
――リベロを行う上で参考にしているプレーヤーは?
谷口:(自チームの)古賀さんが声掛けなどが凄いなと思っています。それを近くで見ていたので最終的にはそこに少しずつ近づけるようにいけたらいいなと思います。
写真:黒羽白
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