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会見・コメント

2022-02-12 06:00 追加

群馬銀行・菊地実結「大学とVの違いはスピード。自分の中にこれというものを見つけたい」、浜松・島原玖南「中野樹里は難しいことをさらっとやる」 V2女子会見

V女子

●高橋悠監督

ブレス浜松さんとの2戦目です。前回の試合はフルセット。厳しい戦いでした。今日も厳しい戦いになるなと思っていましたが、セットは3-1。勝ち点3が取れたことは非常に良かったと思っています。

ーー試合中にセッターを代えた意図は?

高橋:流れをつかむためです。真ん中を通すことに関しては、身長があってリリースポイントが高い古市の方が効果率を上げられると思っていました。期待に応えて古市がミドルの数値を上げる役割を果たしてくれたと思います。そこからオフェンスにリズムが出てきました。我々のバレーも展開が良くなってきたなと思います。

ーーミドルに菊地選手、寺坂選手を途中起用したことについては?

高橋:チームとしては、もっとセンターの打数を増やしていきたいと思っています。このポジションからのサイドアウトでポイントを増やしていきたい。ミドルの選手でも左利きだったり、ブロードが得意な選手であったり、フロントクイックが得意な選手であったり。パスが崩れてもセカンドテンポで広角に打つ選手など、いろいろ起用して、真ん中からのサイドアウトに相手が苦戦するような状況を作って戦いたいと思いました。

そこはブレスさんとの1回目の対戦の中で、我々が苦しめられたところなんです。そこから学習しながら、学ぶべきところは学んでということですね。良い形でサイドアウトを取っている浜松さんを参考にしました。特にミドルのクイックに関しては、参考になることが非常に多いです。

ーーそういう中ではありますが、序盤にミドルの数字が出なかったことが気になりました。今シーズン、伊藤寿奈選手を起用する機会が多くなっています。今日のスタートセッターとミドルの組み合わせで苦戦してしまった理由は?

高橋:伊藤の持ち味である速いブロードができなかったところですね。伊藤は「いなす」プレーは得意なんですけど、ライトサイドでのハードヒット、両足でハイセットを打ち込むというところに関してはまだまだですね。決定打、強い球を打つというところで苦戦をしてたので、今回は途中交代をさせ、違う選手を起用しました。

ーー寺坂選手のミドル起用に注目しています。ミドルブロッカーとしての寺坂選手に期待しているポイントは?

高橋:セッターから後ろのゾーンで、右利きの選手とは違った攻撃、インパクトの位置をずらすクイックに期待しています。

ーーもともとオポジットの選手です。あらかじめライト側に開いて強打させるなども面白いかと思います。

高橋:それも戦術の一つに用意しています。寺坂は2枚のところ、6番のポジションに入れています。セッターがフロントにいるときはハイセットの割合が大体8割9割ぐらいレフトのゾーンに偏ってしまうので、その数字の偏りをなくす意図もあります。寺坂を6番のポジションに入れておけば、多少パスが割れてCパスになったとしても、ライトからのハイセットで決定打を増やしていけると思っています。

ーーチームの課題としては、バックアタックの決定本数が少ないところかと。打てる選手はいると思うのですが。

高橋:年明けから効果的なヒットが増えてきています。年明け前は使おうという意識はあったのですが、良い状況での攻撃手段というよりも、パスが崩れたときの悪球処理みたいなバックアタックが多くありました。そのため、なかなか数字が上がってこなかった。コンビの中でバックアタックを活用することが少しずつ増えてきていますので、これからもっと攻撃の手段となるように数字を上げていきたいですね。

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