2022-02-12 20:41 追加
デンソーが首位JTをフルセットで破り、4位に。トヨタ車体が3勝目 V1女子
V1女子の結果
SV女子
バレーボールV.LEAGUE DIVISION1 WOMENは12日、ジップアリーナ岡山(岡山県総合グラウンド体育館)と武田テバオーシャンアリーナ(愛知県)の2会場で計3試合が行われた。
愛知では1月22・23日に中止となっていた札幌大会、デンソー対JTの再試合第1戦が行われた。
第1セットはデュースにもつれ込むが、新型コロナウイルス感染者発生による活動休止から復帰したデンソーが粘り強くラリーを制して27-25で先取した。第2セットも東谷玲衣奈らの活躍でデンソーが25-23で連取するも、第3セットはJTがデュースの末、奪い返す。続く第4セットは完全にJTのペースとなり、田中瑞稀らの活躍で25-7と大差をつけて連取し、試合はフルセットに。最終セットはサイドアウトの応酬となるが、再び調子を取り戻したデンソーの中元南、工藤嶺の同級生コンビが活躍し、15-13でセットを奪取。活動休止による体力ダウンが懸念されていたデンソーが首位JTとのフルセットを勝ち切り、4位に浮上した。JTは今季2敗目を喫した。
岡山では、第1試合に2月5・6日に姫路の新型コロナウイルス感染者発生により中止となっていた四日市大会、トヨタ車体対姫路の再試合第1戦が行われた。第1セット、トヨタ車体はケルシー、ハッタヤの両外国人の活躍で25-18でセットを先取。第2セットは競り合いとなるが、渡邉かや、田中咲希らの活躍で姫路が抜け出し、25-22でセットを奪い返す。第3セットは中盤からトヨタ車体の勢いが止まらず、鴫原ひなた、大川愛海らも活躍し、25-13と点差をつけて奪取する。第4セット、後がなくなった姫路も最後まで粘り、デュースにもつれ込むが、トヨタ車体はケルシーの連続得点などで28-26でこのセットも連取し、接戦を制して今季3勝目を挙げた。
岡山の第2試合はホームの岡山が久光と対戦。第1セットから接戦となるが、久光が25-23で先取する。第2・第3セットも両者とも譲らず、2セット連続のデュースとなる。第2セット、岡山は金田修佳らのスパイクで得点を重ねるが、久光はアキンラデウォが攻撃とブロックで活躍。31-29で振り切るが、第3セットは中盤まで岡山がリードする展開に。しかし、久光が井上愛里沙らの活躍で終盤に追いつくと、一進一退の攻防を繰り広げ、このセットもデュースにもつれ込む。最後は加藤光が連続得点し、久光が第2セットと同じ31-29でこのセットも取り切り、大接戦ながらストレートで勝利した。
13日も同じ対戦カードの3試合が行われる。
【順位】
1 JT 15勝2敗45P
2 東レ 14勝4敗43P
3 NEC 12勝4敗34P
4 デンソー 12勝5敗33P
5 久光 11勝5敗34P
6 PFU 11勝8敗32P
7 埼玉上尾 10勝6敗31P
8 日立Astemo 7勝13敗21P
9 岡山 5勝14敗17P
10 姫路 4勝14敗14P
11 トヨタ車体 3勝18敗10P
12 KUROBE 3勝14敗7P
素材提供:V.LEAGUE
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