2022-03-04 09:31 追加
姫路・堀込奈央「今の役割を誇りに思っています。ピンチの時に助けるって格好良くないですか」、PFU・鍋谷友理枝「自分らしさは闘志を出すことです」 V1女子会見コメント
SV女子
●坂本将康監督
多くの方々の協力をいただいて試合ができたこと、みんなでバレーボールができたことがまずは良かったなと思います。本当に感謝の気持ちですね。今日の試合に向けてはやるべき準備はできたというか。モチベーションが上がるのかなって少し心配はしてましたけど、そこは大丈夫だったみたいです。ただ、準備はちゃんとできてゲームには入れましたけれども、約束事が徹底されていない。そのことに関しては…もうそれは試合勘がないとか、そういうこととはちょっと違いますね。言い訳はできないし、まあ負けるべくして負けたゲームではあったかなと思います。
ーーできていなかった約束事とは?
坂本:ディフェンスの部分とかファーストタッチの部分ですね。「ブルーキャッツ鉄の掟100カ条」の第5項に書いてある部分です。お手持ちの資料を開いて確認していただきたい(笑)
ーー準備の部分で「やるべきことはできた」というのは、言い換えれば「ある程度やることを限定した」ということでしょうか?
坂本:何とも言えないね。コンディションが良かったら、たくさんのことができるかというと、そうでもないだろうし。今日が試合ならば、そこで区切って昨日までの部分でやるしかない。そこは本当に何とも言えないんだよね。できてないといえばできてないかもしれないし。まあ、ひとつ言えるのは体力の回復がなかなか難しいなっていうのは感じましたね。技術より筋力とかね。行動が制限される中で体力の低下があるし。体力不足の面は否めないかなとは思います。
ーー現在中位グループです。3レグのモチベーションをどこに設定されていますか?
坂本:試合がある以上は全部勝つ。一つでも順位を上げる。優勝争いができるんであれば、そこに絡む。一戦必勝ですよね。それだけだと思うので。それで、その結果がどうなるかじゃないのかな。中位だからとかは関係なくてね。要は自分たちの成長じゃないですかね。ゲームができる喜びと戦いにおける成長の実感。チームとしてもそうだし、個人としても。人生そのものじゃないすけど、みんなこの世界に懸けているものはあるわけだからね。入れ替え戦を逃れるとか、もうちょっとで3位に入れるとか、そういうものだけじゃないし。対価があるから頑張るとかじゃなくてね。
ああ、でも…「ジュースおごってあげる」とか言ったりすると、モチベーションにはなるかもしれないな。今日はジュース誰も飲めないけど。そこは悔しいんじゃないですかね(笑)
ーー勝ったときにはジュースをおごっているのですね?(笑)
坂本:ん-まあ(しばし考えて)。おごってないかな。
ーー試合勘については?
坂本:そんなに問題なかったと思うけどね。見てる人が「試合やってない感じが出てるな」って言うかどうかじゃないですかね。
ーー埼玉上尾戦に向けてはどういった対策を考えていますか? 敗戦を引きずらずに切り替えはできる?
坂本:別に特別なことはないし、切り替えもしないですよ。試合のたびに引きずっていたら、1回負けたら全部負けちゃうからね。次のやるべきことにフォーカスを当てるっていうことだけなんじゃないですかね。監督がミスターポジティブだからね。ポジティブに行きますよ(笑)
撮影 堀江丈
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