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会見・コメント

2022-03-05 12:56 追加

PFU・堀口あやか「坂本監督の指導は全てのことが勉強になっているというか。本人を前にしては言えないのですけど(笑)」、埼玉上尾・岩崎こよみ「出産、復帰。自分がやりたいことをチームが受け入れてくれました」

2月27日 埼玉上尾対PFU会見コメント

SV女子

2月27日に埼玉県立武道館(埼玉県)で行われたバレーボールV1女子、埼玉上尾メディックス対PFUブルーキャッツの試合後会見コメントをお届けする。

埼玉上尾 3(26-24、25-19、25-21)0 PFU

■PFUブルーキャッツ

●堀口あやか主将(アウトサイドヒッター)

先にリードして自分たちのペースで試合ができる時間帯もありました。終盤にかけて点数が取りきれなくなってしまったところから、相手にペースを掴まれてしまった印象です。技術的には細かい課題の部分もいろいろあるのですけど、自分達の強みである攻撃面、サーブにもっと改善する余地があるのかなと思っています。しっかり修正して来週以降の試合に活かしていきたいと思います。

●志摩美古都選手(アウトサイドヒッター/オポジット)

苦しい場面もありましたが、所々で自分達らしいプレーが出ていたと思います。連携の面で今日はちょっとバタバタしてしまったと思うので、そこを修正して次の試合に活かせて行けたらいいなと思いました。

ーー堀口主将に。今シーズンここまでのチームの達成度や手応えは?

堀口:自分たちが上手くなっている感覚、今まで勝てなかった相手に勝ちを重ねているという点で今シーズンの成果を感じています。でも、ここからどう変われるかですね。今は過渡期かなと思っています。自分たちはできると思って試合に臨みました。連携が上手くいかなくても自粛期間があったからという理由にはしたくはありません。自分たちの目指すところを見失わずに、残りの試合を戦っていかないといけないなと思っています。

ーー新人選手、移籍選手も多く、チームの構成がだいぶ変わったと思います。坂本将康監督はユニークで、なおかついろいろな引き出しを持っている監督だと思いますが、感じている指導者としての魅力や学んでいることを教えてください。あるいはこの機会にひとこと言っておきたいことなどあればそれもぜひ(笑)

堀口:本当に全てのことが勉強になっているというか。本人を前にしては言えないんですけども(笑)。論理立てて、道筋を立てて説明と指導をしてくださいます。理にかなったバレーボールを実践できているという手応えがあって、これは今までの経験の中でもすごいことだなと思っています。監督は人間性だったり、コミュニケーション能力も高いです。いじられてる選手もたくさんいるんですけど、そういうところでチームの雰囲気ができあがっていますし、一緒に戦っていく覚悟も定まります。まあ、たまにふざけ過ぎて怒られてるような時もあるんですけど。昨日の夜のミーティングもちょっとふざけ過ぎてましたね。今朝、自分から謝ってました(笑)

ーープレーヤーとしての発見は?

堀口:全部変わったというか、新しいものを取り入れられていると思います。ディグもスパイクもサーブも。できないことがあっても、なぜできないのかを噛み砕いて言ってくれます。自分はスパイクの助走ですね。ずっとやってきたものは変えられないと思っていたんですけど、何をどうしたらいいのか、という説明を受けて丁寧にやっていったら自分の中でもちょっとずつ変わってきて。選手それぞれがそれぞれのプレーの中で変化できているので、チームの成長になっているのかなと思います。

ーー指導スタイルは「自分たちで考えさせる」というより、丁寧に教えてくれるという感じ?

堀口:いえ、考えさせますね。考えさせたうえで、それぞれが悩んでいる技術的なところに関してアドバイスをくれる感じです。

志摩:私はPFUに来て坂本監督に「楽な点数の取り方」を教えてもらいました。「やれ」っていう言い方じゃなくて「やってみな」「チャレンジしてみな」っていう言い方をしてくれますね。気持ち的に楽ですし、やっぱりできたときには喜びがあります。

ーー昨日は姫路との試合でした。志摩選手は後輩の古市梨乃選手(順天堂大学)と対戦しました。

志摩:敵にはなりますけれども同じコートに入ってバレーをできたことはすごく嬉しかったです。古市選手がサーブで狙われていたのでドキッとして、思わず「頑張れって」思っちゃいました(笑)チームは別ですがⅤリーグで一緒にやっていく仲間として、励まし合っていければと思います。

ーーお二人に。アウトサイドヒッターとしてチームの中でアピールしていきたいポイントは?

堀口:「どんな場面で出ても自分のプレーができる」そう思ってコートの中に入っていくようにしています。それがプレーに出ると思いますし。タイプとしてはパワーが持ち味だと思っています。

志摩:ずっとオポジットをやってきて、PFUに入ってアウトサイドヒッターを経験しています。ですので、まずみんなの良いところを真似てやっています。速いトスも2段トスも打ち切れるところがアピールポイントです。これからも頑張ってやっていきたいと思っています。

堀口:オポジットをやっていたのが彼女にとって大きな財産ですね。ポテンシャルがありますし、プレーの高さがある。「若者、すごいな」という感じです(笑)

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