2022-03-13 09:36 追加
大塚達宣「僕をサーブで狙っていい状態で攻撃に参加させないようにしてくるというのもわかっていたので、受け止める覚悟ができていた」ティリ監督「若手とベテランが混じって素晴らしいプレーをした」パナソニック会見
パナソニック会見
V1リーグ 男子
バレーボールV.LEAGUE DIVISION1MENの3月2日のパナソニック対サントリーの試合後会見。パナソニックのコメントをお届けする。試合はパナソニックのストレート勝利で終わった。
●深津英臣
今日はサーブで相手がサーブがすごくいいのはわかっていたので、僕がいい状態でトスを上げる回数は少ないと思っていた中で、それでもレシーバーはしっかり返してくれた。いいサーブに関してはしっかりキープしてくれたし、それを打たせれたときもあればまだまだだったところもある。
今日打たせれなかったボールを打たせれるように変えていく。こちらもしっかりサーブのターゲットを狙って、こちらも崩されるけど、こっちも崩し返すのができた。
●大塚
今日はチームとして気持ちが強かった。もちろんミーティングでプレーのこと、戦術的なこともあったんですけど、それに上乗せするように、自分たちの気持ちを載せてプレーできた。
相手はすごい強いサーブというのはわかっていたんですけど、こちらのジャンプサーブ陣は強いサーブ、フローター陣もいいサーブが打ててた。
明日もこの展開を作るように、もう一度準備をして臨みたい。
●ラリー
こちらのパンサーズの強みを活かしながら戦術的にはめていって、そこが勝利につながった。
サーブの崩しあいのような展開になったんですけど、相手にまさるサーブをうち続けられた。
――大塚選手に。かなりレセプションを受けていましたが。
大塚:今日は特にジャンプサーブの強いサーブがたくさん飛んでくるとわかっていた。
これはどのチームそうですけど、僕をターゲットにしてなるべくいい状態で攻撃に参加させないようにしてくるというのもわかっていたので、それを受け止める覚悟ができていたし、だからこそ受け身じゃなくて、強気にパスも返していこうと思っていた。序盤ちょっと苦しんだ部分もありましたが、コミュニケーション取って試合中に修正して勝つことができた。
明日も今日よりももっとアグレッシブなパスとアグレッシブな攻撃参加を意識しながら自分持ち味を出していけたらいいと思います。
――大塚選手とラリー選手に。今日気持ちが強かったと言われた。本当にファイナル進出に向けて負けられないからだと思いますが。プレッシャーもあると思うが、その中で周りの気持ちで勝つんだということで得られたもの。
大塚:先週の東レ戦土曜日、負けてしまった試合、その前の堺戦だったりとか、負けてしまうことでファイナルにいけなくなる可能性があるというそういうところを変に考えすぎていた。
東レの日曜日以降、今日の試合もですが、もちろんそういうプレッシャーもあるんですけど、まずは自分がやってきたことを全部出す。試合ができることの喜びだったりとか楽しさをプレーでも気持ちの面でも雰囲気を表現していこうと思っていた。1点ずつの積み重ねで勝つことができていると思っている。明日以降も取り組んでいきたい。
ラリー:先にまだ試合があるので、怖い気持ちでやらないで前向きにやっていけたらいいなと。そういう気持ちでいったらいいプレーもたくさん出た。
――大塚選手、今日ムセルスキー選手とマッチアップして感想は。
大塚:大きかったですね…。(会場笑)大きかったです。はい。
ムセルスキー選手もそうですし、ミドルのポン選手もすごく高さのあるブロックの選手だったので、同じタイミングで打つんじゃなくて自分の中で打ち出しの工夫も必要だなと試合の中で試しながらできたと思う。明日以降も自分なりに考えて得点を決めていければいいんじゃないかと思います。
――深津さんに。このお二人について。周りのサポートもあると思うんですが、この二人が入ってチームが活気づいてるとおもいますが。
深津:もちろんキャラというのもあるんですけど、それよりはコートに出て数字をしっかり残していくプレーヤー。この二人は。キャラや勢いだけではなく、勝つためにやることであったりコミュニケーションだったり積極性だったり。凄くプラスになっている。
彼らが入ってきたことによって練習のレベルも上がったし、闘争心も出てきた。
いま出ている選手も頑張るという非常にいい状態になっている。
本当にのびのびやってくれたらと思います。
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