2022-03-16 07:00 追加
東レ・高橋健太郎「僕が本数を打たなくてもゲームが回って、ブロックにフォーカスして参加をして勝てればそれで良い」V1男子会見
SV男子
●篠田歩監督
(同席していた)健太郎が言った通りです。(笑)
僕自身、FC東京との(Vリーグでの)ラストゲームだったので、「奇跡を起こさせないようにしよう」と言ったのが今の会見を聞いて逆にプレッシャーになったのかなという気がしました。
今日プレッシャーのかかる中、みんながイライラしていたのでセッターの真子自身にもどんどんプレッシャーがかかってきて、クリスへのトスがブレているのが気になりました。
今日勝ち切れたのは大きいなと思っています。
――星野(秀知)選手をフロントで米山(裕太)選手に代えて起用したが?その効果は?
篠田:昨日も同じ起用をしました。FC東京さんは(ブロックが低い)真子の前とヨネの前を徹底的にやっていたので、弱い部分を消すために入れました。
4セット目入れて1回ブレイクしているので効果はあったと思います。
――真子選手の現状の課題は?
篠田:プレッシャーがかかったときに、第4セットの最後の方でブロックを冷静に見れたらクリスを決めさせることができたなどの場面が多いです。
今日もそこでクリスに上げて点数を取りたいという場面で、それ自体が悪いわけではないですがヨネに上げています。
それがこういう結果になっていると思います。ウチの最大の武器はクリスの高さ、パワーです。チームとして点数が取りたいときに取れていないということがあるのが反省点です。
点数の取りどころでどこに上げるかを学ぶではないですが選択して欲しいです。
――今後高橋選手の武器である高さを生かすには?
篠田:今日FC東京さんのディフェンスが良かったのもありました。ただBクイック(セッターとアタッカーが少し距離を離れた状態で打つクイック)は決まらなかっただけで悪くありません。
健太郎も怪我明けで、復帰した時のセッターは酒井でしたが、そこから真子に代わって合わせ切れていないですがその中でもBクイックを上げられるようになっているので、その1本が今後大事になってきます。
試合でできたことを来週積み重ねていけば来週良くなってくると思います。Aクイック(セッターとアタッカーが近接で打つクイック)よりBクイックのほうが良い気がしてきました。
――篠田監督は選手としても対戦したがFC東京は墨田ラストゲームで、東レとは最後の対戦ということで思うことは?
篠田:サッカーチックな応援で、ホーム感があるなというのを毎回感じていました。どういう形になるかわかりませんが、悲しいです。
FC東京だけは僕らからしたらアウェーでやっている感じで違いました。
――真子選手に配球の指示はしているのか?
篠田:していません。真子の判断です。
――手塚(大)選手がベンチ入りしてないのは?
篠田:捻挫をしているので今はベンチに入れていません。
写真:黒羽白
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