2022-03-27 21:58 追加
V2男子全日程を終了 ヴォレアス北海道が昇格3シーズン目で初優勝 富士通カワサキレッドスピリッツとともにチャレンジマッチ進出
V2男子最終結果と個人賞
V男子
バレーボールV.LEAGUE DIVISION2 MEN(V2男子)は27日、北海道の深川市総合体育館(ヴォレアス北海道ホームゲーム)、埼玉県の蕨市民体育館の2会場で計4試合がおこなわれ、全日程を終了した。
深川大会での第2試合は、既にチャレンジマッチ出場を決めているヴォレアス北海道-富士通カワサキレッドスピリッツの直接対決。
前日の大同特殊鋼戦で負傷し、ベンチアウトとなった張育陞選手を欠くヴォレアス北海道に対し、富士通が出足鋭くリードし、第1セットを先取、その後ヴォレアス、富士通がセットを取り富士通がセットカウント2-1とリードした。
2セットを取れば優勝が決定するヴォレアス北海道は、第4セット、張選手に代わってオポジットで出場している関根ヒカル選手の連続サーブポイントなどで抜け出し、このセットを終始優位に進めた。越川優選手のスパイクで第4セットを取りフルセットに持ち込み、同時にヴォレアス北海道が優勝を決定した。ファイナルセットもヴォレアスが取り、ヴォレアスが勝利を収めた。
試合終了後深川会場でそのまま優勝ヴォレアス北海道、2位富士通カワサキレッドスピリッツのチーム表彰、最高殊勲選手賞の張育陞(ヴォレアス北海道)、敢闘賞の柳田百織(富士通カワサキレッドスピリッツ)両選手の個人表彰がおこなわれた。
最高殊勲選手賞 張育陞選手コメント
最高殊勲選手賞をいただけてうれしかったですが、最終戦に試合に出られなくて少し残念です。怪我については選手としてやっている以上は仕方がないことですので、気持ちを切り替えていきます。
V2優勝よりも、チャレンジマッチで勝つことの方が重要ですので、チャレンジマッチで勝てるようにがんばります。最高殊勲選手賞をいただけたことは本当に嬉しいです。そして、チーム全員が頑張ってとれた賞だと思うので、チームのみんなに感謝したいです。
※張育陞選手の負傷の状況については、今週中に精密なコンディションを確認するため、現時点ではチャレンジマッチへの影響についてのコメントはできない旨、試合後の会見で触れられた。
V2最終順位
(順位決定基準は勝利数、ポイント数、セット率、得点率の順。みなし開催での勝敗を含む)
1位 ヴォレアス北海道 27勝1敗(80ポイント)
2位 富士通カワサキレッドスピリッツ 25勝3敗(76ポイント)
3位 ヴィアティン三重 24勝4敗(68ポイント)
4位 埼玉アザレア 20勝8敗(57ポイント)
5位 サフィルヴァ北海道 15勝13敗(41ポイント)
6位 大同特殊鋼レッドスター 13勝15敗(42ポイント)
7位 兵庫デルフィーノ 13勝15敗(36ポイント)
8位 きんでんトリニティーブリッツ 12勝16敗(36ポイント)セット率0.84
9位 つくばユナイテッドサンガイア 12勝16敗(36ポイント)セット率0.80
10位 トヨタ自動車サンホークス 11勝17敗(35ポイント)
11位 奈良ドリーマーズ 10勝18敗(31ポイント)
12位 警視庁フォートファイターズ 10勝18敗(30ポイント)
13位 東京ヴェルディ 8勝20敗(25ポイント)
14位 クボタスピアーズ 7勝21敗(25ポイント)
15位 千葉ZELVA 3勝25敗(12ポイント)
個人賞
最高殊勲選手賞 張育陞(ヴォレアス北海道)初受賞
敢闘賞 柳田百織(富士通カワサキレッドスピリッツ)初受賞
最優秀新人賞 春藤洸介(ヴィアティン三重)
得点王 張育陞(ヴォレアス北海道)514得点 初受賞
スパイク賞 エバデダン ジェフリー 宇意(富士通カワサキレッドスピリッツ)62.0% 2年連続2回目
ブロック賞 佐藤匠(埼玉アザレア)0.79本 初受賞
サーブ賞 張育陞(ヴォレアス北海道)12.2% 2年連続2回目
サーブレシーブ賞 森愛樹(兵庫デルフィーノ)77.2% 初受賞
フェアプレー賞 春藤洸介(ヴィアティン三重)・浅野卓雅(富士通カワサキレッドスピリッツ)・長谷川優太(大同特殊鋼レッドスター)・橋本大海(千葉ZELVA)1枚 初受賞
写真:出口季里
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