2022-04-07 13:36 追加
GSS東京・松尾由紀子「みんな本当にバレーが好き。今日は自分もみんなも思いっきりバレーボールができた」、アランマーレ・宮本菜月「アランマーレとして戦い切れた。恥じずに、胸を張って帰りたいと思います」 V2女子会見
V2女子ファイナルステージ会見コメント
V女子
3月27日に上田市自然運動公園総合体育館(長野県)で行われたバレーボールV2女子ファイナルステージ第3戦の試合後会見コメントをお届けする。
アランマーレ 2(20-25、25-15、22-25、25-15、13-15)3 GSS東京サンビームズ
■プレステージ・インターナショナルアランマーレ
●宮本菜月主将(オポジット)
今日の試合はすごく意味のある試合でした。リーグの最終戦ということもありますが、このような状態の中、試合ができる、出場ができるということ。運営の皆さん、来場された皆さん、いろいろな人に感謝をして、山形に残った選手の分まで何ができるかということを考えながらこの試合に臨みました。やはり最初は今までのチームとは違うメンバーも入っていたので、少し硬さもありましたし、調整が難しかったのですが、セットを重ねるうちにだんだん慣れていって…。第3、第4セットには本来の力が出せていたのかなと感じています。
勝負の第5セットで、相手も当然全力でやってきています。1点を争う勝負になって、そこを取りきれなかったことにはすごく悔しさが残ります。何かもっとできたはずだという気持ちでいっぱいです。でもここでこうして試合ができたということに、周りの方々にすごく感謝をしています。恥じずに、アランマーレとしては戦い切れたと思うので、胸を張って山形に帰りたいと思います。
●田村愛美選手(セッター)
今年のリーグ戦はセッターコーチとして挑んでいたのですが、この最後の大事な試合でセッターとして試合に出ることになりました。少し怖い部分もあったのですが、最後までしっかり戦い切れたと思います。ファンの方々もそうですし、酒田に残っている、ここに来れなくて悔しい思いをしている選手もすごく応援してくれて。負けてはしまったのですけれど、残ってるメンバーでしっかり戦い切れたことがすごく良かったと思います。
●原田栞里選手(アウトサイドヒッター)
前回の群馬銀行戦ではすごく良い形、自分たちのバレーボールで勝てました。そこから2週間、不本位なことはどうしても防ぎ切れないというか、今回は誰が悪いわけでもないし、誰が責められるわけでもありません。山形に残ってる人たちもプレーができている人たちも、それぞれが苦しい思いをしました。でも、この試合に対して、自分の中で悔いの残ることはひとつもありません。自分たちはこの2週間できる最大限の準備をして、できることを全てやって、コートの中でも全てを出し切れた試合だと思います。悔しさはあるけど、後悔はありません。今のアランマーレの一番良いところが出せた試合だったと思います。
ーー宮本主将に。入替戦に行くには勝つしかない試合でした。その状況で第1セットを先取されたときの心境は?
宮本:コートに一番最初から入ることには特別なプレッシャーがあります。前回の群馬銀行戦からスタメンが変わって、序盤が緊張感で難しくなることはチームであらかじめ話していたので、その状況下でもそんなにバタバタすることはありませんでした。第1セットはだんだん慣れていくためのセットだったので、取られてもさほど問題はなかったというか、試合はここからだと選手の共通認識が取れていました。ですので、その後のセットにつながったのかなと思います。
ーー双方多くのメンバーを欠いての試合になりました。その中でもアランマーレは持ち味のサーブ&ブロックも出ていたと思います。
宮本:逆に落としたセットというのはサーブが少し弱くなってしまっていたり、狙いが甘くなってしまっていました。相手に良いコンビを組まれて対応できなかった部分があったと思います。やっぱりサーブは大事だよね、と。ミスしてもいいから攻めていこうとずっと言っていて、そこが機能した中盤以降は、ブロックとディグの関係もうまくいっていたのかなと思います。
ーー田村選手に。久々の出場となりました。メンバー的にも、練習的にも選択肢が限られてしまう難しい状況だったと思います。その中でのトスワークは?
田村:今シーズンはコーチをしていたので試合に出る機会がありませんでした。今日は、今までやってきたこと、これまで私が学んできたことだけをやろうと思って入りました。周りの選手が相手のブロックの位置だったり相手の状況を伝えてくれて、それをプラスにしてトスを上げることができました。アタッカーがすごく頑張ってくれて、アタッカーに感謝という試合でした。
ーー若いチームの中でベテランとなる田村選手の存在を北原監督が重要視していました。セッターコーチを経験した感想は?
田村:シーズンを通して外から見ることが初めてでした。ベンチに座って指示をするのはすごく難しいなと感じました。ですが、自分がこれまでやってきたことには自信があるので、それを伝えつつ、投野ひかると石盛めるもの良いところを伸ばす、出してもらう。今シーズンそのことに頑張ることができたのかなと思います。
ーー対戦相手、GSS東京のセッターはかつてのチームメイト、松尾由紀子選手でした。
田村:選手の間では「セッターの戦いだね」みたいな話になりました(笑)。勝ちたかったですね、本当に。ええ、勝ちたかったです。
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